1.マイクロコンバージョンってなに？

TikTok広告運用では、広告配信の初期段階でコンバージョン(以下、「CV」)を獲得することで、広告セットが最適化され、CVを獲得しやすくなります。

しかし、最適化されるためには「1週間で50件のCV」が必要であり、商材によってはハードルが高い条件となっています。

そこで活用してもらいたいのがマイクロコンバージョン(以下、「マイクロCV」)です！

LPと最終CV地点の中間地点にマイクロCVを設定することで、最適化に必要なCV数を獲得しやすくなり、広告セットの最適化を進めることができます。

下記の図を例にすると、この様になります。

 

LPと最終CV地点(購入完了ページ)の中間地点である、商品ページがマイクロCV地点となります。

本記事では、マイクロCV設定方法から管理画面の見方をご紹介します！

イベント設定については【2022年最新】TikTok広告でのイベント設定から実装まで徹底解説！で詳しく解説していますので、こちらをご確認ください！

では、早速マイクロCVの設定をしていきましょう！

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2.マイクロコンバージョンの設定方法

マイクロCVを設定するには3つのプロセスが必要です。

 

今回は例として、下記の内容で設定します

 

このマイクロCV地点を最適化にすることで、

最適化条件を満たすために必要なCVを獲得することできます。

その結果、最終CVを獲得する可能性を上げることができるという流れです。

ここでマイクロCVと最終CVの相関が高いことが必要であることに注意しましょう！

例えば購入者を増やしたいのに相関性のない「商品のお問い合わせページ」をマイクロCV地点に設定し、

流入を増やしても、最終CV地点の「商品購入」の増加見込めません。

そのため、ユーザーの行動を検証し、最終CV地点に繋がる可能性が高い地点(=相関性が高い地点)、

今回の例でいう「商品購入ページ」の様な相関性の高いマイクロCV地点に設定しましょう！

2-1.イベント設定

イベント設定の方法は【2022年最新】TikTok広告でのイベント設定から実装まで徹底解説！で詳しく解説していますので、こちらをご参考下さい！

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2-2.最適化イベントの設定

イベント設定が完了したら、次はマイクロCV地点を最適化イベント設定にします。

方法は簡単！CP作成時の「最適化イベント」をマイクロCVイベントに設定するだけ！

今回の例だと最適化イベントを「ボタンのクリック」にします！

後は通常通りキャンペーンを作成し、終了です。

2-2.広告マネージャー(管理画面)の設定

最適化ポイントをマイクロCVにすると管理画面での見方が少し変わるので注意しましょう。

管理画面上での設定の流れは

 

以上で、管理画面上に最終CV地点である「ユーザー登録(登録完了)」が見れるようになりました。
※イベント「登録完了」は管理画面上では「ユーザー登録」と表示されます。

この例だと、「ユーザー登録(登録完了)」を最適化イベントに設定した場合、

7件と非常に少なく、最適化に必要なCVを満たせず、学習が進みません。

しかし、「ボタンのクリック」を最適化イベントにすることで、最適化条件を満たす50件以上をクリアすることができ、最適化が行わることになります。

その結果、最終CV数の増加に繋がった、マイクロCVの効果が得られた例となっています。

3.まとめ

以上が、マイクロCV設定方法から管理画面の設定と見方でした！

いかがでしたでしょうか？
現在、TikTokユーザーは30億人を突破し、グロバールダウンロードランキング１位を獲得し、
2018年ごろより『TikTok』は広告媒体としても注目され、現在はweb広告の中で重要なメディアとなっています！

しかし、発展途上のSNSのため、商材に合った配信手法などが確立されていないのも事実です。

その結果、「商材に合っていないから、撤退しよう」そう思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、諦めないでください！今回、ご紹介した手法も含め、まだまだ可能性のある今、最注目のSNSです！

今だからこそ、競合が少なくブルーオーシャンの状態ですので、この機会を逃さないで下さい！

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