2024.05.29
PRESS
解体の窓口×オリコ、解体と活用を希望する空き家・古家所有者向け「解体の窓口ローン」を商品化
バリュークリエーション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:新谷 晃人)は、株式会社オリエントコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯盛 徹夫、以下:オリコ)と、深刻な社会問題となっている「空き家問題」の解決に向け『解体の窓口ローン』を商品化したことをお知らせいたします。
■「解体の窓口ローン」商品化の背景について
日本における空き家問題は深刻化しており、2018年の時点で848万戸の空き家が全国に存在しています。中でも利用目的のない「その他空き家」は2030年までに470万戸と推計されており、利活用や解体を通じて抑制する動きが求められており、特別措置法の改正案施行など、その解決に向けた動きが注目されています。
そのような中、バリュークリエーションは空き家や古家の解体を希望するユーザーに対し、全国1800社の優良解体業者が入札を行うことで適正かつ最安値の見積もりを提供する日本最大級の解体工事プラットフォーム「解体の窓口」を運営、2024年4月までに2.5万人を超える所有者の悩みに寄り添ってきました。
しかしながら、空き家の解体を具体的に検討するも、「資金が捻出できない」ことが原因で放置してしまうという所有者が53.3%存在し、空き家問題解決の大きなボトルネックとなっていました。
そこで、全国の金融機関とのネットワークと、様々な金融商品を展開するオリコと連携することで「解体の窓口ローン」の商品化に至りました。
■「解体の窓口ローン」の概要
「解体の窓口ローン」は、解体の窓口のご利用者向けに提供する無担保保証性ローンです。空き家の解体費用はもちろん、その後の建替えや土地活用のために必要な資金など、空き家に関わる多様なニーズに対応できる利便性の高いローンとしてご利用いただけます。ご利用金額1,000万円、ご利用期間15年までご利用いただけます。
なお、本ローンについては、2021年7月からオリコと提携するクラウドローン株式会社(https://crowdloan.jp)の仕組みを活用しています。
■今後について
今後も日本全体で増加見込みである空き家問題について、自ら解決に向けて動き始めた所有者が資金面で断念することなく解決まで至るよう、オリコや地方金融機関と連携を図り最後までサポートしていきます。
さらに、建替えや売却、活用収益化など、ローンを通じて叶えられる多様な出口を用意すべく、全国のパートナーや地方自治体と取り組んできた提携を更に強化し、空き家問題の解決や地方活性化に新たな選択肢を加えていくことを目指していきます。