2025.10.28
KNOWLEDGE
【知らないと配信できないかも…!】広告用ポストに関連する重要アップデート情報

広告配信する際におさえておきたいアップデート情報。
今回はX広告配信ポストに関するアップデート情報についてお届けします。
「え、それもアップデートされているの?知らなかった…」となる前に、把握しておきましょう!
1.ポスト内でのハッシュタグ使用禁止(2025年6月27日~)
ポスト本文内にハッシュタグを含んだポストは、広告・オーガニックのポスト形式を問わず広告配信には利用できなくなりました。
投稿の本文内にハッシュタグが含まれている場合、広告が配信されなくなります。
そのためアクティブなキャンペーンで広告のポスト本文内にハッシュタグが使用されている場合は、ハッシュタグを除いた新しい広告へ差し替える必要があります。ただしオーガニックでの利用は引き続き可能です。
●出典:[Xアカウント:Business Japan](https://x.com/BizJP/status/1938504078319124499)
2.ポスト内に2つ以上の絵文字は使用禁止(2025年7月13日~)
ポスト内に2つ以上の絵文字を含んだポストに関しては広告・オーガニックポスト形式を問わず、ユーザーの視認性とAIレコメンデーションの観点から広告配信には利用できなくなりました。
X広告はAIレコメンデーションの向上を目指しており、広告体験の統一性・シンプル化を推進しています。
ハッシュタグが使用禁止になったことを含め、広告文に過度な絵文字や派手な記号があるとユーザーが読みにくく雑多に見える可能性があり、見やすさ・シンプルさを重視したためと考えられます。
このアップデートに関しては、グローバルにおいて使用が禁止されていますが「日本」・「韓国」は対象外となっており引き続き絵文字を含む広告配信が可能です。
そのため、絵文字が含まれるポストで日本での広告配信を行う場合は、広告グループの【場所】の項目で「日本」の選択が必須になります。

ただし、使用する絵文字にも制限がありプロモーションするポストの本文内に「#⃣」または「✅」の絵文字は含むことはできません。
絵文字・チェックマーク絵文字は現時点で使用可能になってはいますが、媒体としては非推奨のためなるべく絵文字を使わないポスト作成を行いましょう。
また日本でも順次絵文字の使用が制限される可能性があるため、今後のアップデートにも注意が必要ですね。
●出典:[Xアカウント:Japan](https://x.com/XcorpJP/status/1960975641869746417)
●出典:[シャトルロックジャパン株式会社]
     (https://www.shuttlerock.co.jp/article/detail/post-20392/?utm_source=chatgpt.com)
3.本文内URL広告ポストの新規作成停止、ウェブサイトボタン付きの広告使用必須 (2025年7月30日~)
広告で使用するポスト本文内に遷移先URLを含めることが新たに禁止されました。
URL付きのオーガニック投稿を引用する形での広告配信も同様に禁止となり、ウェブサイトボタン付きの広告使用が必須になりました。

●出典:X広告媒体資料2025年7-9月期(PDF、2025年)
ではなぜ、ポスト内にURLを含めることができなくなったのでしょうか?
①広告表示を「自然」な見た目にする
└広告文にURLが混じると視覚的ノイズが増えます。X広告では”タイムラインに自然に溶け込む広告体験”を目指しており、広告文をシンプルにする方針に移行しているためと考えられます。
②視認性の改善
└ハッシュタグ・絵文字使用禁止になった理由にもありますが、ポスト本文内にURLがあると本文とリンクが混在し読みづらくなってしまい離脱が多くなる可能性があります。
そのため目立たせる要素をウェブサイトカードに集約させ広告本文はシンプルにすることで視認性が改善されます。
まとめると、広告の見やすさとエンゲージメントを向上させ、ユーザーと広告主にとって自然で心地よく、きちんと価値を感じられる体験を提供することが目的となっています。
今後、URLを含めたい場合はウェブサイトカードを活用し、広告文はシンプルかつ読みやすい文章を心がけることが大切です。
また過去の広告で本文にURLを含むものがある場合は早めにウェブサイトカードに差し替えることをお勧めします。
●出典:[グリン株式会社 XTEP](https://xtep.tools/news_blog/4047?utm_source=chatgpt.com)
4.まとめ
今回のX広告ポストに関するアップデートについては、X広告運用者として知っておくべき情報になります。
今後広告運用していくなかで、突然アップデートされたり、サイレントでアップデートされる場面に出会っていくこともあるかと思いますので、広告運用者としてその時の状況に合わせて臨機応変に対応できる力も身につけていくことが大切です!





			
			
		
		
		
		
		





