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新機能Google検索のAIモードを解説!今後の検索広告にも影響する?

9月から日本語版の提供が開始された噂のGoogle検索の「AIモード」、みなさん使っているでしょうか?本記事では噂の「AIモード」とはどんなものなのかを解説し、今後の検索広告にも影響するのか考えてみたいと思います!

1.AIモードって何?

一言で表すとすれば「Google検索上で使える生成AIチャット機能」で、
みなさんも使ったことがあるであろう生成AIと近いイメージです。
実際に何ができて、どんな特徴があるのか以下で見ていきましょう。

1-1.AIモードで何ができる?通常の検索との違いは?

それでは、AIモードを使うとどんなことができるようになるのでしょうか?
気になるGoogleの見解がこちらです。

Google の最も強力な AI 検索機能です。何でも質問して AI による回答を得ることができるほか、フォローアップの質問や役立つウェブリンクを使ってさらに詳しく調べることもできます。(中略)AI モードでは、ウェブ情報に関する深い知識をもつ Google 検索が、質の高いウェブ コンテンツによって裏付けられた回答を提供します。」(出典:Google検索ヘルプ

つまり、他のAI検索サービスと近しい検索体験がいつものGoogle検索ページで可能となったのです。更に、提供される情報の裏付けにはGoogle検索が保有する膨大なウェブコンテンツが使用されているようなのでクオリティも比較的高そうですね。
ただ問いに答えるだけではなく、ユーザーの検索内容/質問内容に対して関連情報やより深い質問を提案してくれる機能もあるので通常のGoogle検索よりも求めている情報に辿り着きやすいかもしれませんね!

1-2.AIモードでユーザーの検索体験はどう変化する?

それでは、AIモードの登場でユーザーの検索体験はどのように変化するのでしょうか?
上記のような特徴を踏まえると、「AIモードを使った1度の検索/質問で、短時間のうちに潜在的な目的まで達成できる」様に変化することが考えられます。

通常のGoogle検索を使用する場合、以下の様に情報収集を進めていくことが多いと思います。

1.知りたい内容を検索
2.表示されたサイトから目的にマッチしていそうなサイトを選択
3.サイト上で欲しい情報を探す(得られなければ2に戻る)
4.更に気になった内容を深堀検索(2に戻る)

しかし、AIモードを使って検索/質問をするとそれに対する回答と合わせて、ユーザーが潜在的に求めていそうな情報や関連する情報も合わせて提供されます。とすると、少ない検索回数で目的の情報に辿り着けそうなAIモードを使用するユーザーが増えそうですよね。

2.AIモードに注目すべき理由

さて、ここからはAIモードに注目すべき理由についてお話していきます。

2-1.AIモードが主流になったら検索広告は無くなる!?

ここまでお話ししてきた様に、AIモードの登場で検索するユーザーの利便性が向上し、
通常の検索よりもAIモードを優先して使用するユーザーが増えることも考えられます。

そうなると、広告運用者として気がかりなのは「検索広告枠」の存続についてです。

AIモードを使用するユーザーが増加する一方で、通常Google検索を使用するユーザーが減ってしまうとなれば「検索広告の枠が無くなってしまう」ということもありえない話ではなさそうですよね。ただ私自身はあまり悲観していません。その理由は次の項目でお話しします。

2-2.AIの回答に広告枠ができる可能性

AIモードのユーザが増加するのであれば、GoogleがAIの回答の中に広告枠を設ける可能性があるのではないかと考えています。

その根拠はGoogleの収益構造にあります。Googleの親会社、アルファベット社の2024年通期の収益情報によると全体の50%以上が検索広告をはじめとするGoogle広告からの収益と示されています。(YouTube広告は除く)

つまり、Google検索を使用するユーザーが減ると必然的にGoogleの収益も減少してしまいます。天下のGoogleがこの状況を良しとするとは考えにくいですよね。となると減ってしまう収益をカバーするためにも利用者が増えているAIモード内に広告枠を設ける可能性が高いのではないかと考えられますね。

また、日本よりも先にAIモードがリリースされていたアメリカ国内の調査では、想定よりもAIモードの利用者は増加しておらず依然として通常のGoogle検索が圧倒的なシェアを維持しているとするものもあります。今後の伸び方にもよりますが、私たちが考えているほど普及しないという結果も想像できますね。こちらの場合だと従来通り検索広告は存在し、収益拡大のためにAIモード内に広告枠が追加で設けられる可能性が十分に考えられます。

2-2.AIの回答に広告を出すならどんなものになる?

それでは最後に、もしAIの回答に広告枠ができたらどんな仕様になるのか、どんな広告文が良いのかを妄想してみたいと思います。私が考えているものは以下です!みなさんはどうでしょうか?

・広告表示のトリガーは従来通りユーザーの入力内容に含まれる「キーワード
広告の表示回数の制限(1連の会話の中で1時間に〇回など)
・AIとの会話の中に自然に溶け込める対話や提案形式の文体が主流になる
└運用者指定のもの、AIが生成したものを選択できる可能性も

例:飲食店系の場合
ユーザー:「(場所)でおいしいお店を知りたい」
AI回答 :「日程や人数はお決まりですか?よろしければ人気上昇中のお店をご紹介します(広告)」

 

いかがだったでしょうか?GoogeleのAIモードも含め、近年のAIの流れに取り残されず使いこなしていきたいですね!

※本記事の内容は2025年10月末日時点の情報になります。最新情報及び詳細情報は、必ずGoogle公式、Google広告公式からご確認ください。

【出典】
Google検索ヘルプ:Google 検索の AI モードで AI による回答を取得する
アルファベット社収益情報(2024年通期)
Google AI Mode’s Early Adoption and SEO Impact

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