2023.04.24
KNOWLEDGE
【最新版】Gunosy Adsとは?効果的な運用手法もご紹介
今、世の中で話題になっていることを、あなたはどこから見つけていますか?
テレビ、新聞、インターネットニュース・・・。ライフスタイルやツールの変化とともに、ニュースを獲得する情報源が変わっていますね。スマートフォンやタブレットの普及により、現在はモバイル端末でのニュースコンテンツ利用が主流になっているようです。日本国内でニュースアプリを利用する人は年々増加しており、2017年度末に4,683万人でしたが、2021年度末には約5,671万人に達したそうです。今後もニュースアプリの利用者は増加すると予測されています。(出典:ICT総研)
ニュースアプリに広告を出稿することは、今後も多くの人にリーチできる有効な手段になっています!
今回は、ニュースアプリの中でも、特に利用者が多く、またクーポン配信やCMなどで話題を集めているグノシーに着目してご紹介したいと思います!
1.グノシーとは?
無料でダウンロードできるニュースアプリで、「エンタメ」「スポーツ」「社会」「まとめ」「コラム」「グルメ」など幅広いジャンルのニュースを読むことができます。
また、ニュースコンテンツだけではなく、全国で使えるクーポンや雨雲レーダーの配信やラジオもあるので日常生活の様々あらゆる場面で活用できるアプリとなっております。
2.グノシーのユーザー層と特徴
グノシーの利用者は2013年のリリース時から年々増加しており、2023年の4月時点の情報によると、4000万ダウンロードを達成しているそうです!(※出典:GooglePlay グノシーより)
ユーザー層の年齢・性別を見ると、幅広いユーザー層に使用されていますが、40代以下で約4割、50台以上で約6割を占めています。
※出典:2023年4~6月期 媒体資料より
電車でもどこでも手軽にニュースを仕入れることができるので、通勤時などチェックしている社会人も多いと思います。特に最近は、若者を中心にテレビ離れが進み、スマホでニュースチェックすることが多くなっているので、ニュースアプリはそういった層にアプローチするためにも活用できそうですね!
ということで、今後も成長が期待されるグノシーに、今こそ広告を出稿してみましょう!
3.GunosyAdsとは
GunosyAdsはグノシーに広告を掲載する媒体です。GunosyAdsが独自に開発した人工知能により、読んでいる記事の傾向や反応率を分析し、ユーザー毎に広告を自動化で最適化しています。(※2023年4~6月期媒体資料より)
よって、ユーザーにあった広告が配信されるため、広告主は「見てほしい!」というターゲット層に効率よく広告を出稿することができるうえ、配信広告のコンバージョン率が高い、と言われています。
GunosyAdsには、「予約型」と「運用型」の2種が存在します。
■予約型:枠買取型のいわゆる純広告です。主に「認知」「理解」を得るために広告を出稿したい、という方に向いています。1日などの期間限定で、その枠に広告を出稿できます。
■運用型:「コンバージョンの獲得」を広告の目的とする場合に適しています。「予約型」はグノシーアプリ(一部他アプリ含む)のみが配信対象ですが、「運用型」ではグノシー面のみならず、グノシーが提携しているメディアに出稿することができます!
今回は低予算で始めることができ、リアルタイムで入札などを調整し広告効果を最大化できる「運用型」広告について紹介します。
3-1.【運用型】Promotion Ads
グノシー面に配信できるCPC課金型の広告メニューです。
▼ターゲティング
下記のターゲティング設定ができます。
・男女・年齢・地域などのデモグラターゲティング
・キャリアやOSなどデバイスのターゲティング
▼配信面
グノシーのみならず、NewsPass(ニュースパス)、auサービス Todayにも配信が可能です。
■NewsPass(ニュースパス)
国内約1,500万ダウンロードを達成しているニュースアプリで、KDDIの端末にプリインストールされています。ユーザー層は50代以上が60%以上を占める、ビジネス層が多いキュレーションアプリです。※1
■au サービス Today
国内約490万ダウンロードを突破した、オールインワンの無料アプリです。ニュースや天気、乗換案内以外にもショッピングやポイントがたまるコンテンツなどが配信されています。メインのユーザー層は50代以上が60%以上を占めています。※1
※1 出典:2023年4~6月期 媒体資料より
3-2.【運用型】Network Ads
GunosyAdsと提携しているパートナーメディアに広告を出稿することができるCPC課金型の広告メニューです。インフィードに特化したADNWであり、下記の特徴があります。
・唯一大手3キャリアへの一括配信が可能
40代以上のユーザーを豊富に抱える、国内のキャリアユーザーに対する配信もキャンペーン1つで実施可能です。格安スマホ面にも配信可能です。
・豊富なメディアジャンル
各案件に合わせたホワイトリスト配信が可能で、メディアパックとして配信することが可能です。(例:キャリアパック、女性メディアパック、ニュースメディアパック、等)
4.入札タイプ
Gunosy Adsは自動入札が利用可能で、下記3つの入札手法があります
4-1.UOP-CPA最適化:獲得目的案件向け
自動入札ロジック「UOP(User Optimized Pricing)」とは、各ユーザーの行動や、類似商材案件のCV実績などをもとにユーザー単位で入札単価を最適化する自動入札機能です。CPAが入札のトリガーになり、直近10日間のCV実績をもとに入札が最適化されます。
※出典:GunosyAds 運用Tips資料より
4-2.CV数最大化:獲得目的案件向け(日予算の消化も重視する場合)
設定した日予算を最大限使用してCVを最大化できるよう入札価格を調整する方法です。日予算の範囲内でできるだけ多くのCVを獲得したい場合に有効です。
4-3.クリック数最大化:認知目的の誘導案件向け
設定した日予算でクリックを最大化する入札方法で、日予算を使い切れる最低価格にて入札が行われます。
5.運用上の重要指標
GunosyAdsを運用するうえで、CPAの他にもう1つ重要な指標があります。それはCPMです。グノシーアプリ内での広告掲載枠は、CPMによって決まります。
CPMが競合よりも高ければ、上部の枠に広告が出やすくなり、ユーザーの目に止まりやすくなります。
逆にCPMが低ければ、たくさんスクロールしないと出てこないような下部の広告枠への表示され、CTRも上がりにくくなり、CPMも改善しない…という悪循環に陥ってしまいます。
ここで、基本に立ち返ってCPMを考えてみます。
つまり、CPMはCPCとCTRで決まります。
CPCは、自動入札の場合は最適化がかかり調整されるので、CPMを高く維持するには高いCTRが必要、ということになります。
Gunosy Adsで高いCPMを獲得し、効果をあげやすくするためには、とにかくCTRのいい広告をいち早く見つけること、CTRが低い広告は即停止することが重要です。
また、グノシーの表示面はフィード面が8割、記事内のカルーセルが2割となっているため、フィード面でいかにCTRを出せるか?が肝となります。
フィード面は特にテキスト(タイトル)の影響が大きいため、まずはテキストを中心にPDCAを回すことを優先して考えましょう。
初動は同じ画像で訴求が異なるテキストのクリエイティブを5本程度で配信開始し、CTRやCVRの状況を見て画像を変えたり、類似テキストを検証していく方法が推奨されています。
6.効果改善のための機能
6-1.CVRターゲティング
キャンペーンごとにCVRが高いと推定されるユーザーをターゲティングする機能です。
入札方法が「UOP-CPA最適化」の場合のみ有効です。5〜30%のユーザーボリュームを選択可能で、数字が小さくなるほど確度は高くなりますが、配信対象は狭くなり、CPCは高くなります。
UOP自動入札の初動など、最適化が進むまでの一時的なターゲティングとしてCVを早く溜める目的などで使用します。
CVRターゲティングの範囲が狭いとフリークエンシーの高騰によるクリエイティブ摩耗の速度があがったり、CV数が伸びずボリュームがでないなどの状況に陥りやすくなりますので、CV数が過去10日で20-30件とたまってきたら、ターゲティングの拡大や無効化を検討しましょう。
6-2.目標MCPA最適化
GunosyAdsではMCV(マイクロコンバージョン)とCVの計測が可能ですが、上記で紹介したUOPの自動入札ではCPAが入札のトリガーになり、直近10日間のCV実績をもとに入札が最適化されます。
そのため、管理画面にCV数が少ないと最適化の精度も上がらず、なかなか効果があがらない…なんてことになりかねません。
目標CPAが低めの商材で、1日で1~数CVが付く程度の日予算設定が出来る案件は、CVタグを本来のCV位置に設置して問題ありませんが、目標CPAが高め(1万円後半~)で、予算が少なく、日予算を目標CPAよりも低めに設定しなければならない等の場合は、MCVタグを本来のCV位置よりも手前に設置し、管理画面上にCV情報をより蓄積して最適化がかかりやすくした方が良い場合があります。
そのような場合にMCVデータを活用し、UOP最適化入札を設定することが推奨されています。
最適化に時間がかかる案件で導入することにより、CVの手前のMCVユーザーのデータを自動入札に活用します。
下記条件のときにMCPA最適化が機能します。
・入札方法がUOP最適化
・MCVタグを発行している
・目標MCPAを1円以上に設定している
本CVの数がUOP最適化に必要な学習量までたまると、MCVの自動入札への影響は小さくなり、徐々に本CVデータの影響度が高くなっていきます。
7.GunosyAdsに出稿しよう!
■どんな商材がグノシーに向いているの・・・?
前述のとおり、GunosyAdsは「グノシー」「NewsPass」「au サービス Today」の3アプリに出稿が可能であり、主なユーザー層の40代以上がターゲットの案件に向いていると考えられます。グノシーというと健康食品やコスメなど美容系EC商材の広告のイメージが強いかもしれませんが、実は不動産や人材、金融など幅広いジャンルの広告の出稿割合が増えているのです!
出稿広告の特徴としては、ニュースアプリなので、記事を経由するような広告ですと周囲のニュース面となじみやすく、かつじっくりと商品への理解を促進してくれるので、グノシーに向いています。
いかがでしたか?
GunosyAds、ぜひ一度お試しください!