2022.03.08
KNOWLEDGE
【広告運用初心者向け】Google広告/P-MAXキャンペーンの導入方法
Google広告の配信チャネルが増える昨今、日々の広告運用業務で、「もっと効率的にキャンペーン管理したい！」と思ったことはありませんか？
そんな思いを抱いている広告運用者に、Google広告の複数チャネルを一括管理する方法をお教え致します！
1.P-MAXキャンペーンとは？
P-MAXキャンペーンとは、1つのキャンペーンで複数のGoogle広告配信チャネルを管理出来るキャンペーンです！
消費者行動に関するこんな調査結果*1があります。
上記のように、消費者行動は日々複雑化しているため、複数の広告配信チャネルを活用し、リーチを広げることが必要です。
ここで、複数の広告配信チャネルを活用することで広告運用者の課題となってくるのが、キャンペーン管理です！配信チャネルごとにキャンペーンを作成しているため、広告運用に時間を要している方が多いのではないでしょうか？
「P-MAXキャンペーン」を活用することで、効率的なキャンペーン管理が可能になります！実際に、P-MAXキャンペーンを使用したことで、CPA増加することなくCVが平均13%増えた！という事例*1もございます！
*1:参照元：https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max/
2.機能紹介
P-MAXキャンペーンで使用出来る「最終ページURLの拡張機能」をご紹介。
最終ページURLの拡張機能の用いることで、ユーザーの検索語句に対して最適なページを自動で置き換ええることが出来ます。自動で置き換わるページは、デフォルトで設定した最終ページURLのドメインに含まれるページから選ばれます！
～メリット～
・動的広告見出しを組み合わせることで、検索語句・見出し・LPの関連性が高まり、掲載結果を向上させることが可能。
・キャンペーン目標、ユーザーの意図、広告見出しなどのシグナルに基づき、関連性の高いLPが表示されるため、コンバージョン促進につながる。
注意：こちらの意図しないページがユーザーに表示される可能性がございますので、ユーザーに表示させたくないページがある場合は、除外URLの設定をお願い致します。*2
*2参照元：https://support.google.com/google-ads/answer/10724897?hl=ja&ref_topic=10631992
3.出稿可能な掲載面
画像引用元：https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max/
YouTube、ディスプレイ、検索、Discover、Gmail、マップなどに広告掲載が可能となりますので、リーチ範囲が広がり、機会損失を最小限に抑えることが出来ます。
4.設定方法
①キャンペーンで達成したい目標を選択
※広告目標が、「販売促進」「見込み顧客の獲得」「来店数と店舗売上の向上」「目標を設定せずにキャンペーンを作成する」のいずれかを選択した場合にのみ、P-MAXキャンペーンを選択出来ます。
②日予算/入札単価を設定
プルダウンより、重視している要素として、「コンバージョン」「コンバージョン値」のいづれかを選択出来ます。
「コンバージョン」を選択した場合、任意で目標コンバージョン単価が設定出来ます。
※設定しない場合は、コンバージョンが最大化されるよう入札単価が最適化されます。
「コンバージョン値」を選択した場合、任意で目標広告費用対効果が設定出来ます。
※設定しない場合は、コンバージョン値が最大化されるよう入札単価が最適化されます。
【ポイント】
指定した目標を元に、スマート自動入札によってオークションごとにリアルタイムで最適な入札単価を設定され、予算内での最大の成果が得られるよう最適化されます。
③配信地域、言語、スケジュールなどを設定
④各配信チャネルのプレビュー確認
入稿URL、画像、動画、テキストなどを設定し、各配信チャネルごとにプレビュー確認出来ます。
より多くのアセットを追加することで、目標に適したすべての広告フォーマットに対して、自動的に関連性の高い広告を掲載することが出来きます。
注意：動画を設定していない場合は、画像やテキスト情報を元に動画が自動生成されます。自動生成された動画を配信したくない場合は、独自の動画をアップロードすることを推奨します。*3
【ポイント】
テーマや対象とするオーディエンスごとに、アセットグループを分けることで、より確度の高いユーザーに最適な広告を表示することが出来、構成管理も効率的になります。
*3:参照元：https://support.google.com/google-ads/answer/10724492?hl=ja
【入稿規定】
参照元：https://support.google.com/google-ads/answer/10724492
⑤広告表示オプションを設定
最後に、広告表示オプションを設定して完了です。
【ポイント】
広告表示オプションを設定することで、ユーザーに伝えられる内容が増える、かつ機械学習の促進に繋がりますので、積極的に設定しましょう。
5.まとめ
P-MAXキャンペーンの導入で、広告運用業務をさらに効率的化していきましょう！
導入メリットをまとめると以下3点です！
①配信チャネルごとに、キャンペーンを作成する必要がないため、管理が容易になる！
②複数チャネルの配信データが1キャンペーンに貯まるため、機械学習の最適化が促進される！
③これまで以上にリーチ範囲が広がる！
日々、媒体アップデート情報を確認し、Google広告の機能を熟知することで、日々の広告運用業務の効率が格段に上がります。弊社では、日頃から各媒体の新機能を熟知し、業務効率化を徹底追求し運用しております。
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