2025.10.10
KNOWLEDGE
【SNS広告】時間もコストも削減!今すぐ使える動画素材生成AIツール ~使い方のコツをご紹介~

近年、SNS広告やWeb広告で「動画広告」の需要が一気に高まっています。 しかし動画制作は時間もコストもかかるのがネック。 「素材探しに時間がかかる…」「ピッタリの素材が見つからない…」 「撮影となるともっと時間がかかって間に合わない…」 そんな経験、ありませんか? そこで注目を集めているのが、画像やテキストから自動で動画素材を作成してくれる「動画生成AIツール」です。 今回は、実際の現場でも活用できる動画素材生成AIツールと例を交えてご紹介します!
動画生成AIツールってなに?
「動画素材の生成AI」とは、画像やテキストなどの静的な素材をもとに、AIが自動で動画素材を作成してくれるツールのことです。
従来は、時間やコストも多くかかった動画制作を、誰でも・短時間で・低コストで作成できるのが大きな特徴です。
動画素材作成のちょっとしたコツ
動画素材をいきなり作ろうとすると、イメージとのズレが出やすく、何度もやり直すことになりがちです。
おすすめは、まず静止画で素材を作成してから、それを動かす方法です!
先に静止画で構図や雰囲気を固め、その画像をベースに動画化の指示を出すことで、
「想像していたのと違う…」というズレを最小限に抑えられ、結果としてより狙いに近い動画をスムーズに作成できます!
実際に作成してみよう!
では、実際に2つの業種に分けて、生成AIを使った動画素材の作成例を見ていきましょう!
それぞれの業種ごとに、実際に使用したプロンプトと作成時のポイントもあわせてご紹介します。
「どんな指示を出せば、イメージ通りの動画が作れるのか?」の参考にしてみてください!
人材・求人
「求人募集を今すぐ打ち出したいけど、素材が揃っていない…」というシーンで大活躍します!
★こんな場面
・採用LPはあるけど、目を引くビジュアル素材がない
・社内で人物写真を用意するのが難しく、汎用的な求人素材が欲しい
そんなときに、生成AIで「求人広告用ビジュアル」を作成することで、スピード感を持って配信開始できるんです!
下の画像はカフェで働いている女性をイメージして作成したものです。

↑ ChatGPT で作成
作成したプロンプト
昼の明るいカフェの店内で働いている日本人女性。
笑顔でお客様にコーヒーを提供している様子。
自然光がたっぷり差し込み、店内は明るく開放的な雰囲気で、複数のお客さんがいてにぎわっている。
女性は清潔感のあるエプロンを身に付け、髪は後ろでまとめている。
広告用に使える高品質でリアルな写真。
作成ポイント
・「昼」「自然光」「明るい」「開放的」といった光や雰囲気の描写をしっかり入れている
・「複数のお客さん」「にぎわっている」など、背景の状況も具体的に記載
・「広告用に使える高品質な写真」でリアル寄りのトーンを指定
ではこれを動画化して動かしてみましょう!

↑ Midjourney で作成
作成したプロンプト
先ほどの画像を選択し「ドリンクを提供している様子・机の上に置く」
作成のポイント
「ドリンクを置く」という具体的な動作が入っていることで AIが「ただ立っている」や「曖昧なジェスチャー」をするのではなくはっきりとしたアクションを生成しやすくなります。 これは「何がどう動くか」を明確にする指示であり、【動きの指定】のコツに当たります。
占い
占い系の商材は、“雰囲気”や“世界観”が広告効果を左右するジャンルです。 一方で、撮影素材を用意するのが難しく、世界観を統一するための素材探しの時間がネックになることも少なくありません。 AI画像生成を活用すれば、こうした世界観を数分で広告用ビジュアルに落とし込むことが可能になります。 ★こんな場面 ・雰囲気のある素材を探すのに時間がかかる ・テイストの統一が難しく、広告バナーにバラつきが出る 占いジャンルは「星空」「タロット」「月」「神秘的なシンボル」など、AIでも得意なモチーフが多いため、世界観のある素材を短時間で量産できます! 下の画像は占いをしている怪しげなおばあさんをイメージして作成したものです。

↑ ChatGPT で作成
作成したプロンプト
暗い部屋の中で占いをしている日本人のおばあさん。 頭にスカーフを被っていて、テーブルの上に置かれた水晶玉をじっと見つめている。 部屋は神秘的な雰囲気で、ろうそくや間接照明が水晶を柔らかく照らしている。背景は暗く、幻想的な空気感が漂っている。 広告や占いサービスのイメージに使える高品質でリアルな写真。
作成のポイント
・「日本人のおばあさん」「スカーフを被っている」など、年齢・国籍・服装のディテールをきちんと書くことで、キャラのブレを防ぎます。
・暗い部屋でも、ただ「暗い」と書くだけではなく「ろうそくや間接照明が柔らかく照らす」と書くことで、幻想的かつ写真らしい立体感を出せます。
ではこれを動画化して動かしてみましょう!

↑ Midjourney で作成
作成したプロンプト
水晶での占い。結果をこちらに向かって話している様子。怪しげな雰囲気
作成のポイント
AIに自然な動きを作らせるには、どんな道具を使って・何をして・どう動いてほしいのかを明確に指示することが大切です。 たとえば「占い師が話す」だけでは、AIはただ立って口を動かすような曖昧な動作になりがちです。
道具・動作・動き方をセットで描くことで、より自然で意味のあるアクションを生成できます。
相性を見極め効率のいい動画作成を!
いかがでしたか?
今回は、動画素材を生成してくれるAIツールの活用方法を、業種別の事例を交えながらご紹介しました。
AIを活用することで、
・撮影が間に合わない時でも広告素材をスピーディーに準備できる
・数パターンのクリエイティブを手軽に量産しテストを回せる
といった、従来の制作フローでは難しかったメリットが得られます!
弊社では、作成から配信・運用まで一貫してサポートしております。
AIを活用したクリエイティブ制作にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!














