2024.03.19
KNOWLEDGE
【逃していた見込みユーザー獲得】Yahoo!ディスプレイ広告のスマートターゲティングとは?
Yahoo!広告のスマートターゲティングが2024年2月28日に正式リリースされました!2023年8月9日にβ版としてリリースしていましたが、仕様のアップデートにより、さらなる成果の向上が期待できます。
この記事では、スマートターゲティングの特徴、β版との違い、注意点などについてご紹介していきます。
■スマートターゲティングとは
・スマートターゲティングとは
スマートターゲティングとは、Yahoo!広告で活用できる機能の一つで、ターゲティングを最適化する機能です。広告配信時の様々な情報を基にコンバージョンに至る可能性が高いユーザーを特定して、自動的に配信対象を最適化出来ます。
▼スマートターゲティング利用時の配信イメージ
画像引用元:スマートターゲティング正式リリースについて|Yahoo!広告
・スマートターゲティング利用時のターゲティング適用について
一部のターゲティングで指定した範囲を超えて配信されるので、今まで逃していた可能性のある見込みユーザーを獲得することが出来ます。スマートターゲティング利用時のターゲティング設定の適用は下記になります。
画像引用元:スマートターゲティング正式リリースについて|Yahoo!広告
・学習期間について
最適化されるまでには、学習期間が必要になります。学習期間は2週間程度です。(キャンペーンのコンバージョン数により変動あり)学習期間中は運用者が設定したターゲティング(配信/除外)が全て適用されます。
※学習期間中にターゲティング設定を変更すると、再学習の恐れがありますのでご注意ください。
・配信対象イメージ
配信対象のイメージは、ターゲティング設定によって下記のようになります。
画像引用元:スマートターゲティング正式リリースについて|Yahoo!広告
・利用推奨条件
過去7日間のコンバージョン数が20件以上あるキャンペーン配下の広告グループでの利用を推奨しています。全ての入札戦略・キャンペーン目的で設定可能ですが、推奨されている条件は下記になります。
画像引用元:スマートターゲティング正式リリースについて|Yahoo!広告
■メリット
スマートターゲティングを利用することにより、
設定したターゲティング範囲外のコンバージョン見込みユーザーにも配信が可能になります。
そして、自動で最適化するため、ターゲティング設定の工数も軽減されます。
■β版との違い
β版からの仕様アップデート
β版からの仕様アップデートは下記になります。
・オーディエンスリストターゲティングの除外設定が適用されます。
・入札戦略「個別クリック単価」で利用時、リーチ可能なユーザー数は予算に応じて変動するようになります。
・キャンペーンエディターでも提供されます。
画像引用元:スマートターゲティング正式リリースについて|Yahoo!広告
・β版からの機能改善
β版から機能改善を重ね、性能を大幅に向上しました。それにより多くの広告グループで安定的に成果を出せるようになりました。
画像引用元:スマートターゲティング正式リリースについて|Yahoo!広告
■注意点
スマートターゲティング利用時の注意点は下記になります。
・学習期間中に設定変更すると、再学習が必要になる可能性あり。
・学習のステータス(学習中・学習完了など)は確認不可。
・入札戦略や1日の予算の設定を変更すると、入札価格の自動調整機能も同時に学習する可能性あり。
・過去7日間にキャンペーン単位でコンバージョン数20件以上ある事が推奨。
・オーディエンスリストや画像タイプ単位などで広告グループを分けている場合はターゲティングが重複しないように注意。
・利用中はオーディエンスリスト、サーチキーワード単位のレポートには実績が反映されない。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?今回のリリースにより、今まで逃していた見込みユーザー獲得に期待が持てる機能になっております。
ご検討されている方は是非お問合せください。