2024.05.13
KNOWLEDGE
【2024年4月最新】TikTok広告アップデート情報まとめ
はじめに
本記事ではTikTokのアップデート情報&新機能(※2024年4月1日時点)をまとめてご紹介します。
なお、本記事の内容は全て弊社の見解であり、TikTokの公式見解を示すものではありません。
TikTokとは
TikTokは、短尺動画をメインとするエンターテインメントプラットフォームです。
1番の特徴は縦長ショート動画を楽しめることで、日本でも多くの人に利用されています。
2023年の調査ではユーザーの平均年齢が36歳に上昇したということも発表されています。※1
こうした背景から、TikTokを使用したマーケティング活動も注目を集めており、実際に広告を出稿する企業も増加傾向にあります。
また、縦型ショート動画独特の没入感で広告っぽくない広告(UGC)が最近トレンドになっています。
それでは、早速アップデートされた内容を見ていきましょう。
※1 掲載元:TikTok ユーザーの平均年齢が「36歳」に上昇:博報堂のコンテンツファン消費行動調査にみる、日本におけるTikTokユーザーの実態とは
掲載元URL:https://digiday.jp/platforms/average-age-of-tiktok-users-rises-to-36-years-old/
設定面のアップデート
広告アカウントへの手動チャージが不要に
これまでのビジネスセンターから各広告アカウントへ手動でチャージが不要になり、自動チャージに変更されました。
ただし、注意点として”ビジネスセンター上に残高がある限り”となっており、残高が無い場合は自動チャージされないため注意しましょう。
自動チャージへ切り替える方法
以下のフローで手動チャージから自動チャージへ切り替えることが可能です。
ビジネスセンター > ファイナンス 支払い管理
上記の順序でアクセスするとアップデート内容が出現します。
アップデートをクリックすると自動チャージの適用が開始になります。
※財務マネージャー権限者のみ対応可能
配信手法のアップデート
ビデオショッピング広告(VSA)web版が一般利用可能に
ビデオショッピング広告(VSA)は、これまでEC業種のみの利用が可能でしたが、今後は他業種でもビデオショッピング広告(VSA)が可能となりました。
ビデオショッピング広告(VSA)とは
広告主が保有する商品カタログをTTAM(TikTok Ads Manager)と連携させることで、TikTokアプリのおすすめページに掲出するショッピングに特化した広告のことです。
通常のTikTok動画と同じ形式で広告を配信でき、具体的には動画フィード内に商品紹介用の動画を流し、購買を促進する仕組みです。
動画が流れているタイミングと同時に、紹介している商品の購入ボタンが表示されるようになっています。動画で紹介されている商品をユーザーがスムーズに動画から商品購入ページへ移動できます。
こうした、ユーザーファーストの動画広告を配信することで嫌がられることなくユーザーの購買意欲を掻き立てることが可能です。
カルーセル広告(静止画)が出稿可能に!!
2024年1月のアップデートでカルーセル広告の出稿が可能となりました。
カルーセル広告とは?
カルーセル広告とは、1つの広告に対して複数の画像や動画を横並びに表示できる広告のことです。
1枚の静止画よりも情報量を多く伝えられる点が優れています。
下記がカルーセル広告のイメージです。
カルーセル広告の入稿規定
カルーセル広告の入稿規定は下記となっております。
入稿規定外の静止画は配信できないため、事前に一読しておきましょう。
カルーセル広告のセーフゾーン
セーフゾーンとはユーザーが特に閲覧する領域のことであり、重要なメッセージを
このセーフゾーン内に入れこむことをプラットフォーム側は推奨しています。
カルーセル広告におけるセーフゾーンは下記です。
いかがでしたでしょうか?思ったより狭いですよね。
このセーフゾーン内で伝えたい内容を伝えるためにキャッチコピーを簡潔に作成するなど意識しましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今後もますますアップデートが続き注目を集めているTikTok広告ですが、縦型ショート広告のみならずカルーセル広告も出稿可能になるなど、広告出稿を検討しやすくなってきております。
弊社ではTikTok広告の配信も専門としてますので広告出稿を試してみたいという方はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。