2024.07.29
KNOWLEDGE
【海外向けSNS広告運用者必見】日本と海外のSNS広告の違いはズバリ、〇〇〇!
【海外向けにSNS広告を出していきたい】と考えている運用者の方・・!
こんなお悩みはございませんか?
〇そもそも日本と海外のSNS広告の違いって?
〇海外のSNS媒体なんてわからない
〇日本と同じプロモーションでは勝ち残れない?
ここでは、そんなお悩みを解決するための鍵をこちらでお渡しします!
✓日本と海外のSNS広告の違いについての知識
✓多角的な視点から得られる、ユーザーの心を鷲掴みにするクリエイティブ手法
この二つの鍵があれば、あなたも海外向けマーケターの仲間入りに!
それでは、LETS GO☟
1.グローバルな視点から見るWEB広告
1.1 WEB広告にかけている費用の違い
WEB広告にかけている費用(2024年)
日本:3兆円
アメリカ:28兆円
WEB広告費用にここまでの差が生まれる理由としては、以下2つが含まれています。
1.広告に使用するメディアが、海外だと「WEB広告」へ完全に集中している
2.日本にはまだ「紙媒体」「テレビ」などのメディアでの集客をしているため、「WEB広告」だけに費用は集中していない
1.2 世界のソーシャルメディアアクティブユーザー数
1.Facebook | 30.7億人 |
2.YouTube | 25億人 |
3.WhatsApp | 20億人 |
4.Instagram | 20億人 |
5.WeChat | 13.4億人 |
6.TikTok | 10.6億人 |
7.Linkedin | 10.1億人 |
8.Snapchat | 8 億人 |
9.Weibo | 6.5億人 |
10.X | 5.4億人 |
世界で最も使用されているSNS媒体のアクティブユーザー数は・・・
Facebook!!
┗全世界人口の40%が使用しているSNS媒体
2. 日本と海外のSNS広告の違い
2.1 日本と海外の広告例を見てみましょう
日本
海外
[注釈:上記広告例はサンプルとなります]
上記二つを見比べて、どんな印象がありますか?
いくつか読み取ることができますが、やはり圧倒的に違う点でいうと・・・
『文字』の多さ!!!
ですよね。
そう、日本と海外の広告を比較した際に気づくのは、文字の多さだと思います。
一つ目のものが日本のSNS広告(対比用サンプル)、二つ目のものが海外のSNS広告(対比用サンプル)となり、日本はかなり文字量が多くなっています。
では、どうしてここまで違うのでしょうか?
2.2 文字の多さの違い
日本・・・1ページで全てが完結するような情報量の多いデザイン
(「利便性」や「安心」「品質」などの説明や保証内容が重視される広告が多い)
海外・・・シンプルイズベスト
(「ビジュアル」を重視し、大事な情報や伝えたい情報は一目で分かるような広告が多い)
Q:文字での訴求よりも画像での訴求が多くなるのはなぜでしょう?
日本の文字
『ひらがな』『カタカナ』『漢字』『英語表記』があり、やわらかい印象には『ひらがな』、
などと使い分けが可能
海外の文字
基本的に『アルファベット』
(文字による訴求は、日本よりも価値が乏しくなっているため)
つまり、海外でのSNS広告において、
画像でのクリエイティブがとても重要になってくることが分かります。
2.3 SNS媒体の違い
海外向けにSNS広告を発信しようにも、そもそも使用しているSNS媒体が国ごとに違っています。
それぞれの国ごとの”今”人気のあるSNS媒体が何であるのか、そしてどんな特徴があるのかを理解することが必要になってきます。
Facebookは40%もの世界人口が使用していることもあり、上記で上げた国ではほとんど上位を占めています。(日本は33%の使用率で5位である)
また、東南アジアでは、Facebookに次いでWhatsAppの使用率が高くなっています。さらに、日本ではなじみのないTELEGRAM(テレグラム)やZALO(ザロ)といったメディアの利用者も多くいることが分かります。
※中国では政府によって国外の通信を規制しているため、LINE、Instagram、X、Google、Facebook、YouTubeなど、皆さんが普段から親しんでいるSNSサービスが使えません。
「なぜこのSNSがその国で使われているのか」と考えると、『国』と『その国のユーザー』への理解が更に深まり、最適なツールでの情報発信が効果的となります。
2.4 OSの違い
日本と海外のOSの違いは上記の通り明白で、正反対となっています。
・日本では、IOS利用者が60.77%
・世界では、Android利用者が70.60%
日本と世界のOSシェアの背景としてあがってくるものが、
「AndroidはiPhoneに比べて比較的安価である」や「Androidに比べて製品のバリエーションが豊かである」ことなどが考えられます。
こういったスマホOSシェアについても、各国によって異なってくるため、ターゲティングをする前にしっかりとした下調べが重要になっています。
2.5 ターゲティングの違い
ここでは、多くの国で最もアクセスされているSNSのひとつ、Facebookを元にターゲティングの細かな違いをあげています。
ビジネス目的として使用されている点は世界共通のFacebook広告ですが、海外に比べると日本はあまり利用していません。
しかし、海外展開をしたいと考える企業様にとっては非常に効果的なSNSプロモーション手法と言えます。
また、媒体1つとっても、日本を含め各国の特色が色濃く出ていることが分かります。
その背景として、やはり価値観・文化の違いがあることが起因していると考えられます。
つまり、その国でよく使用されている媒体において、ターゲティングがそれぞれ異なってくるため、【国】【媒体】【ターゲティング】これらを紐づけたマーケティング手法が重要となってきます。
2.6 文化的背景の違い
では実際に、どのような文化的背景の違いがSNS広告に繋がっていくのでしょうか?
【日本】
〇集団生活文化
商品やサービスを通じて、どのように社会とつながっていくのかを重視しています。
(自宅、学校、オフィスなど、集団生活の場が前提となっている)
〇回避の文化
日本人は品質にこだわる傾向があるため、コンテンツの信頼性・安心性を重要視しています。
(購入を決断するための長い説明文や、クレームに繋がる表現になっていないかなど、ユーザーへの配慮が多い)
〇四季
【春は桜=ピンク】【夏は海=青】などのイメージがあります。
〇デザインの好み
デザイン自体も情報が多い傾向にあり、視覚的に魅力的なものが好まれます。
【海外】
〇個人意識
商品やサービスを通じて、どのように個人が変わっていくのかを重視しています。
(個人の考えやライフスタイルにフォーカス)
〇価値を重視
サービスの機能よりも、「どのような利点・価値」があるのかを重視しています。
〇四季
【イースター=赤】【ハロウィン=オレンジ】【クリスマス=赤と緑】などのイベントごとに四季をイメージする傾向があります。
〇デザイン
面白さ・ユーモアやインパクト、社会的メッセージなどで惹き付けています。
(人の頭に残りやすい印象を与えるデザインや、シンプルなものが好まれる)
〇宗教・政治・思想
それぞれの国民性や歴史により大きく影響します。
(多国籍国家の国では、ブランドの目的やメッセージに非常に敏感であるため、消費者への十分な配慮が必要となってくる)
このように、国ごとの文化的な違いを理解することで、
ターゲットに刺さる、各国に好まれるデザインでの訴求をすることが可能になってきます。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、日本と海外のSNS広告の違いをまとめてみました。
・海外向けSNS広告をもっと上手に運用したい
・自分のビジネスにどのように活用できるか知りたい
そんな広告主様は以下のフォームからお問い合わせ・ご相談ください!
バリュークリエーションではネイティブと会話してきた英語スピーカーがいるため、翻訳用に外注を頼む必要がありません。また、海外向けプロモーションのノウハウも使用し、WEB広告のプロが運用をご支援させていただけます!