2022.06.01
KNOWLEDGE
【Meta広告】初心者必見!オーディエンスシェアの活用法
現在、多くの企業様がMeta広告を使ってサービスのPRを行っているかと思います。中には、複数アカウントを持っている場合や広告代理店に配信・運用をお任せしている場合もありますよね。
今回は、顧客情報を守りつつ複数の広告アカウントでカスタマーリストを共有し、より費用対効果の高い広告配信を行っていくための方法をご紹介いたします。
1.カスタムオーディエンスとは?
そもそも、カスタムオーディエンスとは、すでに自社ビジネスに何らかの接点を有するユーザーに対し、広告を配信することができる機能のことを指します。接点の例としては、資料請求やホワイトペーパーダウンロード、ウェブサイトの訪問、Meta広告へのいいね、アプリのダウンロードなどが挙げられます。
今回ご紹介するカスタマーリストは、見込み顧客のメールアドレスや電話番号などのリストがある場合、そのリストを Metaにアップロードし、カスタムオーディエンスの一つとしてターゲティング設定をすることができます。
2.カスタマーリストを使うとなぜ費用対効果が上がるのか
Meta広告は、媒体側の精度が高いため、ユーザー登録情報や利用端末・興味関心やアクティビティ等を元にした情報や行動履歴の正確性が高いと言われています。このことから、ほかのSNSと違い、確度の高いユーザーに広告を配信することができるのがMeta広告の強みです。
そのため、顕在層に近いオーディエンスにリーチすることができ、よりスピーディーに成果を得ることが可能になるのでアップセルなどの提案にもつながりやすくなります。
このことから、費用対効果が上がりやすい手法として使われることが多いのです。
3.カスタマーリスト作成方法
それでは早速作成方法をお伝えしていきます。
まず、顧客情報をアップロードしてMeta上で利用できるカスタマーリストを作成します。
※顧客情報はオーディエンスを作成した時点でハッシュ化され、解読できない記号に変換されるので顧客情報が晒される心配などはありません。
媒体の規約についてはこちらを参照:https://www.facebook.com/business/help/112061095610075
4.オーディエンスを他の広告アカウントにシェアする方法
では、続いて上記で作成したオーディエンスを別のアカウントにシェアする方法をご紹介します!
そのまま、オーディエンスを開いたままの画面で行っていきます。
■その他注意点
●共有されたアカウントで類似オーディエンスを作成することはできません!
類似オーディエンスとは、元となるオーディエンス(作成済みのカスタムオーディエンスやFacebookページなど)を指定し、そのオーディエンスに似た特性を持つ人々を探し出し、指定した国で共通点が多いと判断されたオーディエンス群のことです。
類似オーディエンスを利用すれば、元となるオーディエンスと似た特性を持ち、ビジネスに関心を示す可能性が高いと思われる利用者に広告のリーチを広げることが可能になります。
もしカスタマーリストの類似オーディエンスに配信をしたい場合は元のオーディエンスを作成したアカウントで類似オーディエンスも作成してから同じフローでシェアする必要がありますのでご注意ください。
5.まとめ
いかがでしたか?Metaのオーディエンスシェアについて、理解を深めることはできたでしょうか。
他のSNSではできないMeta広告ならではの強みを活かして、既に自社のビジネスを知っているユーザーにアプローチして費用対効果を高めましょう!アップセル提案もしやすくなると思います!
リーチをさらに増やしたい・ビジネスのさらなる拡大を目指す方には、類似オーディエンスも並行して取り入れることをオススメ致しますので是非オーディエンスシェアをご検討ください。