2023.04.26
KNOWLEDGE
【RPP広告】運用基礎① 広告対象商品の決定方法と設定
楽天の広告の中でも比較的運用しやすいと言われるRPP広告※。皆さま活用していますでしょうか?
※RPP広告の基本についてはこちらの記事をご覧ください
本記事ではRPP広告において、最初の設定となる「広告対象商品の決定方法」と「設定」について解説したいと思います。
「店舗内でどの商品を広告対象商品にすればいいのかわからない」
「商品を決めた後の初期設定がわからない」
そんな方はぜひご覧ください。
それでは行ってみよー!
1.広告対象商品の決定方法
1.売り上げを伸ばす場合
『店舗内での売り上げ好調商品をピックアップする』
「先月」、「直近3ヶ月」、「昨年同月」など様々な期間から売上好調商品を確認し、広告対象商品をピックアップしましょう。商品のトレンドや時期的な要素を含め選定してください。
RMSのシステムを使用すれば簡単に「店舗内売り上げ商品」を把握することができます。
そのCSVの出力方法について解説します↓↓
RMSにログインし、メニューバーから「データ分析」→「4.売上分析」をクリックします
「商品別売上高」をクリック
①ソート :「売上個数」を選択
②表示期間:「直近3ヶ月」のデータと「昨年同月」データをそれぞれ出力
※レポートの表示期間は最長31日分の表示までとなりますので、上記の場合、31日分を4回に分けて出力する必要があります
③集計対象:「総計」
④「表示」をクリック
画面上にデータが表示されるので、ページ下部の「CSVダウンロード」からデータをダウンロードしてください。
出力したCSVから売上個数が多い商品をピックアップしていきます。
全体の数値感から「●●個以上売れている商品を広告対象」と決めると良いです。
「購入されていない商品を広告対象商品として選び、広告で売上を伸ばす」考えもありますが、より早く成果が出すのであれば、実際に売れている商品を広告配信する方がオススメです。
ピックアップが終了したらCSVデータを保存します。
※後ほどCSV内の「商品管理番号」を使用しますので、こちらはリストに必ず残してください
2.商品認知を拡大する場合
『店舗内で注力したい商品をピックアップする』
こちらは単純に「認知を拡大したい商品」をピックアップします。新商品など注力したい商品がある場合は広告対象商品として選びましょう。
※追加したい商品の「商品管理番号」を先程のCSVデータに追記してください
以上で広告対象商品のリストの完成です。
RPP広告は「店舗内商品の全てが広告配信対象」となります。
そのため、今回作成した商品を「広告対象として登録」するのではなく、今回作成以外の商品を「広告対象から除外する」必要があります。
そのため、次に広告対象から除外する方法を解説します。
2.広告配信商品以外を除外する
1.全商品データをダウンロードする
メニューバーから「店舗設定」→「1.商品管理」をクリック
「2.CSV一括編集」→「CSVダウンロード」をクリック
「CSV項目の選択」の「項目選択」をクリック
項目内から「商品番号」チェックし、「ダウンロード」でCSVを出力します
※出力ファイルはFTPサーバーからダウンロードしてください
2.先に決めた配信対象商品を削除する
上記でダウンロードしたデータから、先に作成した広告配信対象商品の「商品管理番号」を削除します。
すると、「広告配信対象商品を除いた(除外商品のみのリスト)」CSVデータが完成します。
最後に完成したデータを除外商品として登録します。
3.完成したリストを除外商品に登録する
広告・アフィリエイト・楽天大学→1.広告(プロモーションメニュー)をクリック
検索連動型広告(RPP)をクリック
メニューの「除外商品」→「一括アップロード」をクリック
「サンプルフォーマットはこちら」からアップロード用のCSVをダウンロードしてください
ダウンロードしたサンプルフォーマットCSVのA列に「n」と入力
B列に先程作成した除外商品リストの「商品管理番号」を貼り付けます
※全商品データのから広告対象商品の商品管理番号を削除したデータ
作成したデータを「ファイル参照」から選択し、「アップロード」します
以上で設定は完了です。これで広告対象以外の商品が除外登録されました
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
RPP広告の「広告対象商品の決定方法」と「設定」について解説しました。
設定後は実際に運用していきます!運用基礎についての記事は近々更新する予定ですのでお楽しみに。。。
「運用がうまくいかない」、「ROASをもっと改善したい」、「運用基礎の記事なんて待てない」という方は是非、弊社にRPP広告の運用をお任せください。
最後までご覧いただき、ありがとうございましたー!
楽しい広告運用ライフをお過ごしくださいませ