1.レスポンシブ検索広告（RAS）とは？

WEB集客が課題となっている方に推奨したい広告タイプがございます。それは、レスポンシブ検索広告（RAS）です。レスポンシブ検索広告（RAS）とは、2021年5月より利用可能となった、検索広告で使用できる広告タイプです。タイトル及び説明文を複数入稿し、自動で最適化された広告文が配信されます。また、配信面やデバイスを考慮し、適切な組み合わせで配信されます。

これにより、検索クエリと広告の関連性が高まるため、より高い成果が期待出来るようになりました。

※なお、最適な広告見出しと広告文を表示させるために、学習期間として30日間要します。

※本記事は、主に下記URLに記載されている内容を参照しております。

参照元：https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/search/articledetail?lan=ja&aid=81509

1-1.目的

レスポンシブ検索広告（RAS）は、主に比較・検討層に対してリーチしたい場合に、活用することで獲得が見込めます。

リーチしたい層によって、広告タイプを使い分けるとより成果が見込めます。

比較・検討層に対して、リーチしたい場合

→レスポンシブ検索広告（RAS）

明確層に対してリーチしたい場合

→拡大テキスト広告

上記広告タイプを使い分ける理由としては、レスポンシブ検索広告（RAS）では、検索クエリに対して最適な組み合わせで広告配信出来るため、より多くの検索クエリ（ユーザー）にリーチすることが可能であるためです。レスポンシブ検索広告（RAS）で比較・検討層に対して幅広くリーチし、拡大テキスト広告で明確層の刈り取りを行うことを推奨します。

1-2.機能

【入稿に関して】

タイトルを最大15本、説明文を最大4本入稿出来、配信時に自動で最適な組み合わせ（タイトル3本、説明文2本）を選択し広告を掲載します。

レスポンシブ検索広告（RAS）

	入稿本数	文字数
タイトル	3～15本	全角15文字、半角30文字
説明文	2～4本	全角45文字、半角90文字

 

拡大テキスト広告

	入稿本数	文字数
タイトル	2～3本	全角15文字、半角30文字
説明文	1～2本	全角45文字、半角90文字

 

また、表示位置の固定をすることも可能です。例えば、表示義務が発生する内容を表示させたい場合は、表示義務の内容をタイトル1に表示位置固定することで、タイトル1には表示義務の内容が表示されます。

（注意点）

複数のタイトルや説明文の表示位置を固定しすぎると、自動最適化機能が適切に働かないため、表示義務が発生する内容を表示させたい場合のみ使用しましょう。

2.導入メリット

メリットは大きく3つです。

①自動最適化によって、検索クエリに対してより関連性が高い広告を配信出来ます。

②参加出来るオークションが増えるため、広告表示機会の増加が見込めます。

③スマートフォンなどの配信面に合わせて、最適な組み合わせで配信されます。

3.導入事例

【導入事例紹介】

以下導入事例は、RASと拡大テキスト広告の両方を配信している広告グループに限定しております。なお検証期間中は、キーワードの追加や予算の変更は行っておりません。

①金融業界

RAS導入前と比較した導入後（14日間）の広告掲載効果

→IMP/CT/CVが2倍～2.3倍に増加

 

RAS導入前と比較した導入後（14日間）の検索クエリ数の増減

→完全一致/部分一致/フレーズ一致が1.2倍～1.5倍に増加

 

②健康食品業界

RAS導入前と比較した導入後（7日間）の広告掲載効果

→IMP/CT/CVが1.1倍～1.3倍に増加

上記2事例の結果から、レスポンシブ検索広告（RAS）と拡大テキスト広告を同グループで配信することで、拡大テキスト広告のみではリーチ出来なかった検索ユーザーに対して、リーチが可能になることが分かります。また、CT及びCVも増加しているため、質の高いユーザーに対してリーチ出来ていることが分かります。

4.まとめ

現代ビジネスで成功する要素の一つとして、「集客力」が求められております。Yahoo!広告が提供している、数ある広告種類の中で、特にレスポンシブ検索広告（RAS）は、「集客力」を高めるのに適している広告タイプです。

レスポンシブ検索広告（RAS）に関して、疑問や運用方法に関して知りたい方はぜひ弊社までご連絡ください！

 

 

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