2022.02.09
KNOWLEDGE
【Facebook広告】キャンペーン予算を自動最適化?
キャンペーン予算の最適化とは
配信する際に大事なポイントの一つの「予算調整」ですが、
性別や年別など分けて配信する際に予算をどう振り分けていくか悩んだ事はないでしょうか?
そんな悩みの種を解決してくれるのが
「キャンペーン予算の最適化=CBO(Campaign Budget Optimization )」
キャンペーン予算の最適化とは、広告セット単位ではなくキャンペーン単位で日予算を設定することで予算を最大限活用し、
効率よく獲得数の最大化を目指すことが出来る設定です。
また、手作業管理の数を減らし、キャンペーンの設定をお簡易的にすることができ、
パフォーマンスの向上・配信数の増加・自動化・最小のコストで最大の成果を上げたい場合に役立つ手段です。
それでは「キャンペーン予算の最適化=CBO(Campaign Budget Optimization)」についてご紹介させて頂きます。
1.キャンペーン予算の最適化の設定方法
設定はいたって簡単。
1つのボタンをオンにすればいいだけなのです。
キャンペーン編集画面から
キャンペーン予算の最適化を見つけ
ポチッ。
これで設定は完了です。
たったこれだけで新規キャンペーン・既存キャンペーン問わず、効果最大化が見込めるのであれば設定しない手はありません。
2.仕組み
広告セットの予算を個別に設定するのではなく、キャンペーン全体の予算を設定する事で最適な結果を得られる広告セットで多くの予算を消化し、パフォーマンスの低い広告セットへの予算は抑える事が出来ます。
設定した金額は、キャンペーンが配信される日ごと(1日の予算)またはキャンペーン期間全体(通算予算)に適用できます。
通算予算を使用する場合は、スケジュールを設定して広告を配信する方法を選べます。
※設定するには下記条件を満たしていないと設定する事ができませんので注意してくだい。
①すべての広告セットで同じ同じ予算タイプ(通算または1日)を使用している。
②すべての広告セットで同じ入札戦略(最小単価、最小単価+入札価格上限、平均目標達成単価上限)を使用している。
③入札戦略が最小単価の場合、すべての広告セットで同じ配信の最適化イベントを使用している。
④すべての広告セットで通常配信タイプを選択している。
※注意:キャンペーン予算の最適化を使用する場合、1つのキャンペーンに70件を超える広告セット(最大200件)を含めることができますが、キャンペーンを公開した後に以下内容が編集できなくなります。
【CBOがオンの場合】
・キャンペーン予算の最適化をオフにする
・キャンペーンの入札戦略を編集する
キャンペーンに含まれる広告セットが70件以下の場合は、キャンペーンの公開後もこれらの設定を編集できます。
【CBOがオフの場合】
・キャンペーン内の広告セットの数を70件以下にすると、設定の変更が可能になり、CBOをオンにして公開できるようになります。
その後、削除した広告セットをキャンペーンに複製して戻します。新しいキャンペーンを作成することもできます。
3.キャンペーン予算の最適化のベストプラクティス
キャンペーン予算の最適化を使用する場合は、キャンペーンの効果を高めるためにベストプラクティスをいくつかご紹介致します!
①広告セットの数が1キャンペーンにつき70をこえないようにする
1キャンペーンに70を超える広告セットを含めた場合、公開した後に編集できる内容が制限されます。
また、含まれている広告セットや広告が多いと、情報収集期間が長くなる場合があります。
②キャンペーンの全ての広告セットを配信オンにする
広告セットが配信されないと結果を得ることができません。
その広告セットには予算が配分されなくなります。
配信の少ない広告セットを停止せずに、トラブルシューティングを行ってください。
③配信が少なくても広告セットを停止しない
キャンペーン予算の最適化では、効果が最大化されるように予算が配分されます。
現時点で配信が少ないからといって停止すると以降のチャンスを逃してしまい、
最終的にはアクティブな広告セットのCPAが上昇してしまう可能性があります。
④キャンペーンの設定を変更する場合は、まとめて行う
まとめることで情報収集期間を最短に抑えれます。
一回ずつ変更するとキャンペーンがそのたびに情報収取期間に入ってしまう可能性があります。
⑤手動で広告セットを停止・再開しない
キャンペーン予算の最適化では、アクティブな広告セットに対してキャンペーン予算を確保して消化します。
広告セットを停止すると予算配分の検討対象から除外されます。
キャンペーン予算を消化する広告セットが二つある場合に、
一方の広告セットを停止にすると全体の予算がアクティブな広告セットに集中して消化されることになります。
その為、停止した広告セットを再開しても予算が残っておらず配信ができなくなる恐れがあります。
⑥オーディエンスサイズが予算の配分に影響を及ぼす可能性がある
オーディエンスのサイズがリマーケティングやノンターゲのように大きく異なる場合、
オーディエンスが最も大きい広告セットに最も多くの予算が配分される可能性が高くなる為、
キャンペーン予算の最適化には適していない。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
魔法のボタンのような【CBO】
こんな簡単な設定方法で最大効果が見込め、
手間も省ける上にパフォーマンスの改善・向上に繋がれば使用しないわけにはいきませんね!
まだ使用したことがない方は設定方法に注意しながらうまく活用していきましょう。