2018.03.08
KNOWLEDGE
運用者が今すぐやるべき、スキルアップの6つの習慣とは
皆さんこんにちは。
バリュークリエーションの記事担当の「あべ」です。
前回の記事で、広告運用に必要なスキルを紹介しました。
【前回の記事】「あなたは持ってる?」 広告運用に必要な4つのスキルとは
もう1度おさらいすると、広告運用に必要な4つのスキルは
・「分析力」
・「知識」
・「発想力」
・「継続力」
こちらがありましたね。
でも正直、運用で必要なスキルと言われても、漠然としていて、
実際何をすれば自分のスキルを向上できるのか、なかなかわからないですよね。
そこで今回も弊社社員にまたアンケートをとりまして、
「運用スキルアップのため、普段どんなことを気にしているのか」について
6つのアドバイスにまとめさせていただきました!
「スキルアップのために、普段なにをしてますか?」
アンケート実施日:2018年3月7日
★また、アンケートのほかに、
運用ディビジョンのリーダー、Yさんにもインタビューしました。
《Yさんのプロフィール》
・部署:マーケティングディビジョン、トレーディングデスク
・役職:リーダー
・運用歴:1年半
・趣味:ドライブ、映画鑑賞
・たった1年半で、チームをまとめるリーダーに昇格しましたYさん!
急成長中の運用エキスパートの意見も、必見です。
ぜひこちらも参考にしてくださいね。
それでは、ベテラン運用者たちは、普段どのような視点で物事を観ているのか・・・
早速、その答えを見てみましょう!
今すぐやるべき、運用スキルアップの6つの習慣
① 「ニュース、TVや本などからの情報収集」
運用スキルのアップのため、普段していることとして、
1番多かったものは、「ニュース、TVや本などからの情報収集」でした。
TVにしても、ターゲットをイメージしながら見れば、勉強になりそうですね。
あべ:
「ニュースやテレビをなにか意識して見たり、本を読んだりしていますか?」Yさん:
「テレビをみるときは、特に意識しないですね。
でもたまに使える!と思うものがあったら、メモをとったりしています。また、広告に関する専門書は、ときどき読むこともありますよ。」
自分にふさわしい方法を使って、効率よく情報収集したいですね。
② 「他社の広告を見ること」
成長のために普段からできること、2つめは「他社の広告を見ること」です。
たしかに、さまざまな広告を見ることで、アイデアのヒントを集めることができますね。
アンケートでは、こんな回答もありました!
★電車の宙づり
★映画・漫画のキャッチコピー
★雑誌の紹介文
★コンビニのPOP
常に、意識的に生活の隅々にある広告に、目を向けているみたいです。
あべ:
「普段、どのような広告に注目していますか?」Yさん:
「周りにある広告は、すべて見ています。
中でも特に多く見ているのは、 電車内の広告や、駅構内のポスターなどですね。画像の構成や、うまいキャッチコピーがあるかなどは、絶対にチェックします。
そして、『いいなあ』と思ったら、その理由も考えたりしますね。」あべ:
「『いいなあ』感じる広告を見たら、どうしているんですか?」Yさん:
「良い広告をみたら、携帯で写真を撮りますね。
または、携帯のメモ帳を使って記録しておきます。そうすれば、自分で広告をつくる際に、参考にできますからね。」
たくさんのヒントを貯めると、自分の中でヒントのネットワークが形成されます。
そうすれば、様々な商材の連想や想像ができて、アイデアが生まれやすくなりますよね。
③ ネットサーフィン
スキルアップのための習慣、3つめは「ネットサーフィン」でした。
こちらは、わかりやすい答えですね!
あべ:
「Yさんはよくネットサーフィンをしてますが、どのようにしてるんですか?」Yさん:
「はじめは調べものをしてて、記事を読んでいくうちに、
その他も気になってそこから派生してしまうんです。運用に関する記事や、他の広告代理店が書いている記事などを探して、読んでみて、
役に立ちそうだったら、メルマガやお気に入りなどに登録します。」あべ:
「たとえば、どんな記事を登録しましたか?Yさん:
「そうですね。最近ですと、
・LISKULさん、
・ANAGRAMSさんのブログ、
・Googleの公式ブログ
などをチェックしましたね。」あべ:
「なるほど~。それ以外にも、ネットでやってることなどありますか?Yさん:
「そうですね。
あえてディスプレイ広告を出そうとして、追跡されるように、
わざと何回も同じ商材を検索したりすることもありますよ。(笑)」
ネットでは、いろんな情報と広告で溢れています。
多忙の広告マンにとって、隙間の時間を使って、効率が良くパッパッと情報収集できると良いですね。
④ SNSを活用すること
次は「SNS」です。
人とのコミュニケーションをとるツールですが、
様々な種類の広告が確認できますね。
あべ:
「YさんはどのようにSNSを使っていますか?」Yさん:
「今扱っている商材に関するアカウントは基本フォローしています。
インフルエンサーもフォローしているかな。
いつでも色々な情報が集まるような「仕組みづくり」は大切です。また、流れてくる広告で、面白いと思ったものはキャプチャにして残したりもしてますよ。」あべ:
「たとえば、どんなものを残しているんですか?」Yさん:
「たとえばこれ。
LINEニュースに流れてきた、女性用サプリの広告です。
タイトルの「うそっ、70kgの妻が!?」ですが、
女性用の商材なのに、あえて男性目線で訴求している点で、面白いと思いますね。」あべ:
「たしかに言われてみれば、工夫してつくられてますね~。
では、1日にどれぐらいSNSを使っていますか?」Yさん:
「移動中は絶対に見るようにしています。
でも見ることが専門で、自分で投稿はほとんどしないですけどね(笑)」
芸能人や有名人のアカウントを見ることで、トレンドに強くなれそうですね。
⑤ 自分の購買行動を振り返ること
弊社のある社員は、こんなことを言っていました。
「外部世界にある他人や情報以外に、自分自身も大切な分析対象となっている」
これって、どういうことでしょうか?
例えば、衝動買いをした時を思い浮かべてください。
「自分が何を見て、何に惹かれて、なぜすぐにそれを買おうと決めたのか」
これをしっかり分析できたら、消費者心理への理解も深まりますし、
それを参考にして人を魅了させる案も思いつくようにもなりませんか?
あべ:
「このように「自分の購買行動を振り返る」と答えてくれた人もいますが、
Yさんも常に、自分が何でこれを買ったかを考えていますか?」Yさん:
「そうですね。
なにか広告を見た時は、自分が買い物をした経験や感情を思い出しますね。たとえば、「化粧品」の広告を見た時に、
『確かにあの時、この広告で「清潔感と、高級感のイメージ」をもったから、この化粧品を選んだのか』
と思い出したり・・・。それから、その商品の訴求ポイントを考えたりします。」
人それぞれ、さまざまな分析の仕方がありますね。
⑥ スケジューリング
最後は、「スケジューリング」です。
広告業界ではやることがたくさん!
コピーやバナーを考えるクリエイティブな仕事もあれば、コツコツと粘って数字をみる仕事もあります。
あべ:
「最後の質問です。
スケジューリングはお仕事の基本だと思いますが、独自のスケジュール管理法ありますか?」Yさん:
「私はいろんなツールを使ってスケジュールを管理していますよ。例えば『入稿』、『ミーティング』などの大まかな仕事は、Googleカレンダーにいれます。
それに対して、『この前クリック単価を1円下げたから、どうなったかを確認する』のような、
細かいことはメモや付箋を使います。『あっ、これやらなきゃ!』と思い付いたら、
とりあえず忘れないように携帯のメモ帳で一時的に記録して、
後でまとめて整理するようにしていますね。」あべ:
「やることの大事さによって、やり方を変えているんですね。
ありがとうございました!」
仕事の難しさや緊急性を考えて、自分なりの [to do list] を作るのもオススメです。
優先順位を考えれば、仕事の効率も高まりますし、継続しやすくなりますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
広告運用って、1日で上達できない仕事です。
でも、日々の生活に心をかけて、すこしずつ知識や情報を積み上げていけば、絶対に成長するはずです。
一緒に頑張っていきましょう!
最後まで目を通してくださって、本当にありがとうございました。
少しでも皆さんの参考になりましたら、光栄です。
バリュークリエーション、あべでした。
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