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Amazon広告 -スポンサープロダクト編- リスティングのプロが考える構成案

2016年にAmazon広告が日本で開始されてから7年ほど経ちますが、
みなさんはうまく活用できていますか?

まだチャレンジできていない方、やってみたものの挫折してしまった方、
現在進行形で悩まされている方・・いらっしゃるかと思います!

今回は、そんな方向け!

実際に配信する際のキャンペーン構成や運用のコツについてご紹介したいと思います。

これを読めば、Amazon広告がはじめてで不安・・という方でも、悩むことなく始められるはず!

※Amazon広告の概要・はじめ方についてはコチラ
【2023年最新版】Amazon広告で成果を出すための全てと配信方法を解説

 

1.スポンサープロダクト広告とは?

Amazon広告には下の3つの広告メニューがありますが、
導入としてはまず、スポンサープロダクト広告からスタートするのがオススメです。

・スポンサープロダクト広告
・スポンサーブランド広告
・スポンサーディスプレイ広告

スポンサープロダクト広告
Amazonの検索結果ページ、商品詳細ページに表示される検索連動型広告
掲載面はPCサイト、モバイルサイト、アプリのすべてが対象。
出品している商品画像・商品名がそのまま広告として表示されるので、
別途クリエイティブの作成は不要。
広告クリック後の遷移先は、自社商品の商品詳細ページ

検索キーワードや関連商品でターゲティングできるので、
自社商品と似たような商品を探しているユーザーに広告を表示することができます。

こんな感じで表示されます⇓

※その他のメニューについてはコチラ
【2023年最新版】Amazon広告で成果を出すための全てと配信方法を解説

 

2.キャンペーンタイプ

スポンサープロダクト広告には「オートターゲティング」と「マニュアルターゲティング」
2つのキャンペーンタイプがあります。

オートターゲティング
広告商品に関連した検索ワードや商品をAmazonのシステムが自動的に選定し、
そのキーワードの検索結果ページや関連商品の商品詳細ページに広告が表示されます。
 
マニュアルターゲティング
キーワードや関連商品を手動で設定するので、広告が掲載される検索ワードや
商品詳細ページを細かく調整することができます。

この2つのうち、まず開始すべきなのが「オートターゲティング」です。

設定が簡単ですぐ始められることや運用スキルがあまり必要ないという理由もありますが、
オートターゲティングの最大のメリットは、他の施策に活かせるデータの蓄積です。

オートターゲティングの配信実績をもとに、マニュアルターゲティングの設定を進めていきましょう。

 

3.ターゲティング方法

マニュアルターゲティングでは、2つのターゲティング方法が選択できます。

・キーワードターゲティング
・商品ターゲティング

ターゲティング方法はキャンペーンで選択する形になるので、
1商品につき「キーワードターゲティング」「商品ターゲティング」
それぞれのキャンペーンをつくりましょう。

 

4.キャンペーン構成は3パターン

ターゲティングごとのキャンペーン構成としては、大きく3パターンに分けられます。
※1キャンペーンに1広告グループという前提でお話しします。

①1キャンペーン1商品

➁1キャンペーン1カテゴリ

③1キャンペーン全商品

Amazon広告で一般的な検索広告と大きく異なるのが、
1つの広告(商品)につき1つのLP(商品詳細ページ)となる点です。

つまり、広告ごとに紐づく商品の特徴も価格も異なるわけです。

LP(商品詳細ページ)とキーワードの関連性もよりシビアになってきます。

その為、いちばん理想的なのは、
ターゲティング(検索ワードや関連商品)と商品、LP(商品詳細ページ)の関連性を高めやすく
商品ごとのデータが分析しやすい①の構成と言えます。

ただ、出稿商品が大量にある場合や管理工数を減らしたい場合には向かないので、
商品ラインナップや運用にかけられるリソースに合わせて➁→③を検討していくと良いでしょう。

 

商品ラインナップから全体像を考える

➁の構成を選択した場合、悩ましいのがどうグルーピングしていくか・・
これは、出稿する商品のラインナップから考えていきましょう。

例えば・・

【スマホケースの場合】

例)メーカーでグルーピング

【ユニフォームの場合】

例)サイズ、用途でグルーピング

 

ポイントは商品に設定するキーワードから考えることです。
掛け合わせパターンがいくつか考えられる場合は、1商品を複数のグループに設定することもあり得ます。

商品グループをキャンペーンで分けるか広告グループで分けるかは、管理のしやすさで考えましょう。
上の例はキャンペーンでグルーピングしていますが、商品グループごとの成果や予算管理が必要なければ、
極論、1キャンペーンでもOKです。

 

6.ターゲティングと入札

ターゲティングの選定に役立つのが、オートターゲティングでの配信実績です。

検索ワードや商品詳細ページごとのデータが確認できるので、
購入につながりやすいターゲティングはマニュアルで運用していきましょう。

マニュアルターゲティング開始後のオートターゲティングの役割は、
新たなターゲティングの発掘です。

マニュアルでは狙ったターゲティングで効率よく
オートではターゲティングの拡大ということを意識しましょう。

ですので、マニュアルで設定したキーワードはオートからは除外することをおすすめします。
※ASINでの除外はできません。

 

最後に初期で設定する入札額と入札戦略についても簡単に。

入札額の設定は、3つの方法から選択できますが、
推奨入札額を使用するかオートの実績をもとに設定しましょう。

 

入札戦略については、初期設定は「ダウンのみ」をおすすめします。
※成果が上がってきたら「アップとダウン」に変更しましょう。

「アップとダウン」を選択した場合、最大2倍まで入札額が引き上がるので、
余程確実なキーワードでない限り、入札額は抑えめで設定しておいた方が安全です。

 

7.まとめ

Amazon広告導入編、いかがでしたか?

①まずはオートで配信すべし
➁オートのデータをもとにマニュアル運用すべし
 └キーワードターゲティング
 └商品ターゲティング
③出稿商品、管理工数からキャンペーン構成を選ぶべし
④グルーピングはキーワードから考えるべし

まずはこのポイントをおさえて、アカウント構成を考えてみましょう!

 

運用に割く時間なんてない・・。やっぱりプロに任せたい・・!
そんな方はこちらまで ⇓

Amazon広告にチャレンジしてみませんか?

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