2023.02.01
KNOWLEDGE
【Amazon広告】2023最新版!ターゲティング全解説
Amazon広告のターゲティング、沢山ありすぎて何を活用したらいいかわからない…!
そんな方いらっしゃいませんか?
「Amazonには出店しているけど、Amazon広告はよくわからない」
「Amazon広告をやっているけど、上手く活用できていない」
という方へ、Amazon広告の配信手法別ターゲティングを全部解説します!
Amazon広告ってどんなんだっけ?という方は下記をご参照ください。
【2023年最新版】Amazon広告で成果を出すための全てと配信方法を解説
1.Amazon広告メニューの種類
簡単におさらいです。Amazon広告には下記の3つの広告メニューがあります。
1-1.スポンサープロダクト広告
検索結果ページや商品詳細ページに表示される検索連動型広告です。
出品中の商品画像・商品名がそのまま広告として表示されます。
1-2.スポンサーブランド広告
検索結果の上部に表示され、ブランドロゴや複数商品を掲載可能な広告です。
ブランドや商品ラインナップの認知度向上が期待できます。
1-3.スポンサーディスプレイ広告
商品詳細ページに表示されるディスプレイ広告です。
出品中の商品画像・商品名がそのまま広告として表示されます。
Amazonにブランドを登録している出品者のみ利用可能です。
2.Amazon広告のターゲティング
ターゲティングは大きく分けて2種類あります。
2-1.オートターゲティング
対象メニュー:スポンサープロダクト広告
広告商品に関連したキーワードや商品をAmazonが自動で選定し、広告を表示する方法です。
下記の4種のターゲティングに分かれます。
・大まかな一致:広告商品が検索されたキーワードと大まかに一致する場合に、検索結果に表示
・代替商品:広告商品の代替となる商品の商品詳細ページに広告を表示
・補完商品:広告商品を補完する商品の商品詳細ページに広告を表示
例:商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」の場合
ほぼ一致:「コットンシーツ」「400カウントシーツ」の検索結果
大まかな一致:「ベッドシーツ」や「ベッドのデコレーション」の検索結果
代替商品:「300カウントコットンシーツ」や「クイーン400カウントシーツ」の商品詳細ページ 補完商品:「クイーンサイズの掛け布団」「羽毛枕」の商品詳細ページ
▼こんな方にオススメ
・初めてAmazon広告を出稿する
・手間をかけずに簡単に広告を出稿したい
・アプローチする層を広げたい
2-2.マニュアルターゲティング
広告主が手動で設定するターゲティングです。オートターゲティングとは異なり、広告が掲載される検索ワードや商品詳細ページを細かく調整することができます。マニュアルターゲティングは下記①~③に大別されますが、広告メニューにより使用できるターゲティングが異なります。
①キーワードターゲティング
対象メニュー:スポンサープロダクト、スポンサーブランド
広告主がキーワードを選択して、検索結果や商品詳細ページに商品を表示できます。キーワードのマッチタイプ(部分一致、フレーズ一致、完全一致)を選択して設定することが可能です。
スポンサーブランド広告のみ「絞り込み部分一致」が使用可能です。
設定したキーワードを任意の順序で含めることができます。
複数形、同義語、関連する語句なども含まれることがあります。
・フレーズ一致
設定したキーワードに完全一致する語句や、設定したキーワードの並びが含まれた検索語句に広告を表示させます。部分一致同様、キーワードの複数形も含まれます。
・完全一致
設定したキーワードに完全に一致した検索語句に広告を表示させます。こちらもキーワードの複数形も含まれます。また、用語の類似バリエーションにも表示されます。
リスティング広告と同様、幅広く広告を表示させたいなら部分一致、より確度高く配信したい場合はフレーズ一致、完全一致を使用します。
注意: 同じキーワードにそれぞれ入札額が異なる複数のマッチタイプを設定した場合、一致する検索用語には、最も高い入札額のマッチタイプが使用されます。
▼こんな方にオススメ
・ターゲットのキーワードがわかっており、効率よく獲得したい
②商品ターゲティング
対象メニュー:スポンサープロダクト、スポンサーブランド、スポンサーディスプレイ
※スポンサーディスプレイ広告では「コンテキストターゲティング」になりました。
商品のカテゴリーや特定の商品をターゲットにする方法です。
・商品カテゴリー:Amazonが設定した商品カテゴリ-の中から選択します。
さらにブランド、価格帯、レビュー、配送で絞り込むこともできます。
・動的なセグメント(スポンサーディスプレイのみ):広告商品に類似する商品の商品詳細ページに広告を表示させます。
・特定の商品:広告を掲載させたい商品のASINを設定します。
注意:スポンサーディスプレイ広告ではターゲティングと広告に同じ商品を設定することはできません。
└拡張された商品ターゲティング(スポンサープロダクトのみ):スポンサープロダクトキャンペーンのデフォルト設定であり、これを使用すると設定した元の商品と密接に関連する商品に商品ターゲティングを拡張できます。キャンペーンの設定時に、ターゲットに設定した商品の横にある「拡張」ボックスを選択します。
▼こんな方にオススメ
・商品カテゴリー:リーチを広げ認知度を高めたい
・特定の商品:自社の他の商品ページに広告を表示させてアップセルやクロスセルを狙いたい、競合の商品ページに表示させたい
③オーディエンス
対象メニュー:スポンサーディスプレイ
これまでが検索のキーワードや配信面のターゲティングだったのに対し、こちらは人に対するターゲティングです。
・購入or閲覧リマーケティング:選択した条件に一致する商品を購入または閲覧したオーディエンスに広告を表示させます。広告商品、広告商品に関連した商品、カテゴリーで設定できます。ルックバックウィンドウを指定すると、その期間内に購入または閲覧したオーディエンスに広告を表示できます。
▼こんな方にオススメ
・リピート購入の促進
・他商品へのクロスセルを狙いたい
・Amazonオーディエンス:Amazonで構築されたオーディエンスセグメントを利用してターゲティングを行います。下記の4つのセグメントがあります。
・興味:頻繁に購入・閲覧する商品に基づいて、指定のカテゴリーに継続的な興味を示しているオーディエンス
・ライフイベント:引っ越しや結婚など、人生の節目にかかわる出来事があったオーディエンス
・インマーケット:最近の行動履歴から、指定のカテゴリーで商品を購入する可能性が高いオーディエンス
▼こんな方にオススメ
・認知度を向上させたい
・新しい層を狙いたい
3.除外ターゲティング
3-1.除外キーワードターゲティング
対象メニュー:スポンサープロダクト全ターゲティング、スポンサーブランドのキーワードターゲティング
設定したキーワードが検索された際に広告を表示させないようにします。完全一致orフレーズ一致で追加できます。
3-2.除外商品ターゲティング
対象メニュー:全メニューの商品ターゲティング、スポンサープロダクトのオートターゲティング
ユーザーが閲覧している商品ページのASINが除外商品ターゲティングと一致する場合に、広告を表示させないようにします。除外商品ターゲティングは、キーワードターゲティングには影響しません。配信面の除外です。
3-3.除外ブランドターゲティング
対象メニュー:全メニューの商品ターゲティング
指定したブランドの商品詳細ページに広告を表示させないようにします。キーワードターゲティングやオートターゲティングには影響せず、配信面の除外になります。
4.目的に合わせてターゲティングを活用してみましょう!
いかがでしたか?
今回はAmazon広告のターゲティングの手法を解説いたしました。
「まだわからないことがある」「まだ自分で運用するのは不安…」という方はお気軽にお問い合わせください!