2020.03.06
KNOWLEDGE
【Google広告】販売者評価表示オプションの概要とメリット、表示させる条件とは?
2.表示オプションの見え方
3.実装するメリット
4.販売者評価表示オプションを非表示にする方法
5.販売者評価表示オプションが表示される条件
6.販売者評価を受けているか確認する方法
7.評価の算定方法
8.まとめ
■販売者評価表示オプションとは
Google広告において実装可能な広告表示オプションの1つで、広告主またはサービスがユーザーから高い評価を受けていることをアピールできる点が特徴です。
■表示オプションの見え方
Google広告上では、このようにテキスト広告の下に表示されるものです。
星を用いて表された5段階の評価と、受け取った評価の数が表示される他、条件を満たせば評価の理由などのデータ情報も表示されます。広告の表示枠が広がり専有面積が広がるほか、黄色の☆で表示されることで視認性が大幅にあがり、CTR(クリック率)に影響を与えることができそうです。
■実装するメリット
「ユーザーからの評価が高い」という優位性は、競合他社との差別化を図るうえで、大きな武器になることは間違いないでしょう。
また、他の広告表示オプションと同様、広告ランクにも影響を与えると推定されますので、可能な限り設定しておくとよいでしょう。
■非表示にする方法
広告主の状況によっては販売者評価表示オプションを表示したくない場合もあります。
「広告と広告表示オプション」→「広告表示オプション(自動)」と選択し、
右上の「詳細設定」を選択します。
「特定の広告表示オプション(自動)をオフにする」にチェックを付け、オフにする広告表示オプションのプルダウンの中から「販売者評価」を選択し理由を選んで「TURN OFF」で設定可能です。
■販売者評価表示オプションが表示される条件
販売者評価を表示させるためには、次のいずれかの条件を満たしている必要があります。
・Googleカスタマーレビューやサードパーティのレビューパートナーを通じて過去12か月以内にその国のクチコミを100 回以上受信した場合
・そのパートナー、あるいはその両方がお客様のサイトの調査を完了した場合
・Google 消費者アンケートによるお客様のサイトの評価が完了した場合
加えて、以下の条件を満たしている必要があります。
・テキスト広告の評価が平均および複合で星 3.5 個以上
かつては飲食店のレビューサイトにおいて、金銭を支払った飲食店の点数評価を操作しているのでは、という疑惑が話題になりました。Google広告ではGoogleのサービス内で得られたレビューデータ以外にも、Googleの認定したレビューサイトまたは第三者から提供されたデータに基づいて、評価が作られています。
そこで得られた評価が一定の基準を満たしている必要があるため、販売者評価表示オプションのハードルは通常の広告費表示オプションと比較して、少々ハードルが高いと言えるかもしれません。
■販売者評価を受けているか確認する方法
自社のサービスが販売者評価を受けているか、確認する方法があります。それは
の{yourwebsite}の部分を確認したいサービスのホームページURLに差し替えてアクセスするだけ。
販売者評価の最低基準を満たしている場合は、このように販売者評価に関する情報を確認することができます。
満たしていない場合は、このような表示になります。
■評価の算定方法
・Google カスタマー レビュー
・Google が主導するショッピング関連の調査で得られた集計済みのパフォーマンス データ
・Google 消費者アンケート
・ショップのドメインに対するショッピングレビュー
└これは以下のリストのような独立したレビューサイトからのコメントも収集されています。
これらGoogle内の関連サービスの他、サードパーティのビジネスレビュー収取サービスからのデータ提供を受けています。
■まとめ
販売者評価表示オプションの概要とメリット、表示させる条件などについて解説してきました。
サービスに対してのレビュー数だけでなく、そもそものサービスの質を高くし、常にユーザーからのフィードバックを高い状態にしておく必要があるため、どの案件でも使用できるものではありませんが、大きなメリットのあるオプションであると言えます。是非、トライしてみてください。