2019.10.30
KNOWLEDGE
【2020最新】Googleマップに広告?5分で分かる「ローカル検索広告」とは
Googleマップに表示される広告を見たことはありませんか?
Googleマップに表示されている広告は「ローカル検索広告」と言い、Google広告で設定することが可能です。
「Googleマップに広告表示したいんだけど…」
「Googleマップにされるメリットって?」
などの疑問を抱えている方は、こちらの記事で解消してくださいね!
手っ取り早く、まずは相談したい!という方はこちらからお問い合わせください。
1.ローカル検索広告とは
2.ローカル検索広告に必要なもの
3.Googleマイビジネスとは?
4.ローカル検索広告を配信する手順
5.ローカル検索広告の豆知識
6.ローカル検索広告はどのくらい配信されるの?
7.まとめ
1.ローカル検索広告とは
百聞は一見にしかず。
ローカル検索広告とはこれのこと!
赤枠で囲ったところが「ローカル検索広告」です。
通常の検索広告とは表示されている内容が異なります。
「ローカル検索広告の」特徴をあげてみました。
・ユーザーの評価が表示される。
・電話のボタンが大きい(スマホ閲覧)。
・営業時間が表示される。
・営業中か否かがわかる。
・お店への距離がわかる。
・Googleマップと連動して表示される。
これらの情報は、Googleマイビジネスに登録した内容から引用されます。
また、文字サイズの大きい見出しにあたる部分は、Googleマイビジネスに登録されたビジネス名が表示されます。
2.ローカル検索広告に必要なもの
では、ローカル検索広告を行うには何が必要なのでしょうか?
ローカル検索広告を行うには、下記2つがあれば設定できます。
・Googleマイビジネス
・Google広告アカウント
▼Googleマイビジネスの利用
https://support.google.com/business/answer/6300717?hl=ja
▼Google広告アカウントの開設
https://support.google.com/google-ads/answer/6366720?hl=ja
※Google広告アカウントの開設が難しい場合は、広告代理店にお願いするということもできます。こちらからご相談ください。
3.Googleマイビジネスとは?
Googleマイビジネスの最大の利点は、Googleの検索結果やGoogleMAP上に自社の情報を掲載することができるという点です。
貴店、貴社に訪れようとしているユーザーに住所や電話番号などの情報を提示することができます。
Googleマイビジネスは、Googleのアカウントを使い、ビジネス情報の登録を行えば使用することができます。
▼Googleマイビジネスの詳しい情報については下記をご参照ください。
⇒https://www.google.co.jp/business/
4.ローカル検索広告を配信する手順
①Googleマイビジネスでビジネス情報を登録する
住所、電話番号、営業時間などビジネス情報を漏れなく登録しましょう。
②Google広告アカウントとGoogleマイビジネスをリンクさせる
Googleマイビジネスを管理するGoogleアカウントとGoogle広告アカウントを管理するアカウントが同じである場合は既にリンクされた状態なので、③を行いましょう。
広告代理店にお願いする場合や、Google広告アカウントとGoogleマイビジネスを管理するGoogleアカウントが異なる場合は、Googleマイビジネスで、[リクエストの承認]が必要になります。
※Google マイビジネスアカウントへのリンク リクエストを管理する方法
⇒https://support.google.com/business/answer/7023394?hl=ja
③Google広告で住所表示オプションの設定を行う
Google広告アカウントの[広告表示オプション]⇒[住所表示オプション]を選択し、該当のGoogleマイビジネス情報を設定します。
④Google広告で、ローカル検索で表示させたいキーワードを登録する
通常のリスティング広告と同様に、検索キーワードを設定します。
「恵比寿 美容院」などGoogleマップで検索される際のキーワードを意識すると良いでしょう。
⑤Google広告でリスティング広告を配信する
キーワードと、住所表示オプションの設定ができたら、通常のリスティング広告と同様に広告をONにします。
※注意:ローカル検索広告は、それ単体で広告設定することが出来ません。通常のリスティング広告と一緒に配信されます。ですので、通常のリスティング広告に使用するキャンペーンの設定、広告文の設定も必要になります。
5.ローカル検索広告の豆知識
■課金のタイミングはクリック課金
下記クリックに対して料金が発生します。
・[場所の詳細を取得] のクリック
・[ルート検索] のクリック
・モバイルの Click-to-Call のクリック
・ウェブサイトのクリック
Google広告ヘルプ参照:https://support.google.com/google-ads/answer/3246303?hl=ja
▼スマホ 検索結果
▼スマホ GoogleMap検索画面
▼PC 検索結果画面
■レポートで成果を確認する
Google広告の管理画面上で、[クリック タイプ]別に見ることで、ローカル検索広告で行われたアクション別にレポートを見ることができます。
■広告テキスト
ローカル検索広告には、通常リスティング広告のような広告文設定はありません。
Googleマイビジネス上でのみ表示情報を編集することが出来ます。
■ローカル検索広告だけ掲載はできない
ローカル検索広告は、それ単体で掲載設定することは出来ません。
通常のリスティング広告に[住所表示オプション]として設定することで表示される広告になります。
6.ローカル検索広告はどのくらい配信されるのか?
ローカル検索広告は、それ単体では出すことができません。必ず通常のリスティング広告と並行して設定されます。
下記は、全体のクリック数に対しローカル検索広告で発生したクリックの割合を算出したものです。(※ローカル検索のクリック数÷リスティング全体のクリック総数×100(%))
※[場所の詳細を取得]というローカル検索独自のクリックポイントに限定し、参照しています。
結論、キャンペーンの構成によってローカル検索広告が表示される割合は変わってきます。
上の表でも、ローカル検索広告のクリック割合が低いキャンペーンと高いキャンペーンでは、270倍の差がありことがわかります。
ローカル検索広告で多く表示・クリックさせるためには、キーワードを最適化しなければなりません。
一番シンプルで効果がある設定が、「地域名×一般キーワード」の組み合わせです。
逆に言えば、地域名を含まない広告グループでは、ローカル検索広告はほとんど表示されません。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、実店舗をもっているならやっておきたい「ローカル検索広告」のご紹介でした。ユーザーが利用するプラットフォームは多様化しています。その中で最適な広告を選択していきましょう。
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