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【2020年4月開催】TikTok ダイナミック広告セミナー(ウェビナー)

2020年4月13日、「TikTok」を運営するByteDance社主催の、

TikTokのダイナミック広告セミナー」がWEB上で開かれました。

いわゆるウェビナーですね。

ダイナミック広告“とは、動画や画像、テキストといった素材を複数入稿すると、

クリエイティブの生成から配信、精査までをAIが自動で行ってくれる便利な機能です。

この機能を活用すれば、効率よく広告の勝ちパターンを見つけることができるので、スムーズな運用が可能になります。

今回のウェビナーでは、TikTok広告には欠かせない”ダイナミック広告“を使いこなすコツが惜しげもなく説明されていました。

広告代理店である私たちはもちろん、広告主様も知っておいて損はない、ダイナミック広告を運用する際のポイントをまとめてご紹介します!!

※本稿で掲載しているスライドはByteDance社提供

 

TikTok広告のキホンを知りたい方はこちら

 

 

 

 

1.ダイナミック広告とは


ダイナミック広告は、複数の

  • 画像 / 動画(10件まで)
  • テキスト(5件まで)
  • 誘導アクションボタン

をランダムに組み合わせた広告を自動で生成、検証する広告フォーマットです。

高精度なAIによって、広告作成から効果の最適化まで自動で運用することができます。

クリエイティブにおいて大切なのは、「」と「訴求軸」です。

SNS広告の運用をするうえで避けられないのは、クリエイティブが枯れること

どれだけハイパフォーマンスなクリエイティブを作れたとしても、その効果は永続しません。

ユーザーは”飽きる”ものですし、ニーズも刻一刻と変わっているのです。

効果が悪くなると、どんどん配信ボリュームが抑えられていきます。

配信ボリュームが抑えられると、ますます効果が悪くなります。

そしてさらにボリュームが抑えられ…という悪循環。

配信ボリュームをキープするために、そしてより効果が良い運用をするためには、

クリエイティブを常に新鮮かつ良質な状態にしなければならないのです。

ダイナミック広告を利用しない場合、広告の勝ちパターンを見つけるために、

  1. 要素を対抗させる新提案を複数作り、
  2. より強い要素を特定する作業

を自ら行ってきました。

当然ですがこのフローは、労力と時間がかかります。

担当する案件が少ない場合はまだいいのですが、

複数案件を抱える運用担当者にとって、これは非常に煩雑な作業です。

検証フローをなるべく簡略化することで、運用担当者は新たな潮流のインプットとプランニングに時間を割くことができます。

そのためにおススメなのは、まずダイナミック広告から始めてみる!ことです。

広告運用を始める際は、ダイナミックセットを1つ以上いれてください。

ダイナミック広告のAIは、必ず異なる素材の組み合わせで配信するので、

素材ひとつ当たりの配信期間が伸びる傾向にあります。また、これによって効率的な学習が可能になるのです。

まずダイナミック広告を配信し、勝ちパターンを見極め、改めて新しいダイナミック広告や通常の広告セットを配信するといいでしょう。

 

 

2.シナリオ別活用事例

つづいて、ダイナミック広告を実際に活用する方法をシナリオごとにご紹介します。

 

 

共通設定


まず、すべてのシナリオに共通して推奨したいのは、

  • キャンペーンは少なめ
  • セットの予算をオーバーめに設定
  • 効果の悪いセットは停止
  • 精査した勝ちパターン要素で構成されたセットを作成
  • 新訴求軸を検証するセットを同時並走

することです。

特に、勝ちパターンのセットと検証用のセットを並走することが重要です。
さきほども言及しましたが、クリエイティブの効果は永続しません。
常に新鮮で良質なクリエイティブを模索し続けなければならないのです。

 

 

少額案件の場合


まず、念頭に置いておいて頂きたいのは、機械学習が”いつ”終了するかということです。

TikTok広告では、1つのセットにつきコンバージョンが20~30個以上たまる際に、最適化がかかります。

7日間で上記コンバージョン数を獲得できない場合、システムの判断でほとんど配信がなくなってしまいます。

この最適化基準を前提として、まず少額で運用を始めてみる際には、

  • 予算を集中するためダイナミックセットを1~2個のみ
  • オーディエンスは広く設定する
  • 時間帯を区切らない

の3点を意識してください。

予算が少額の場合、オーディエンスを狭く設定したり、時間帯を指定したりしがちですが、

初動は幅広く配信し、徐々に絞っていく方がよいでしょう。

 

 

クリエイティブが少ない場合

配信開始までに画像や動画を数多く用意することが難しい場合、セットは少なめテキストは最大数の5本、そしてアクションボタン複数設定します。

ダイナミック広告が異なる組み合わせで広告を配信してくれるので、配信期間が通常よりも長くなり、その間に新しい素材を用意することができます。

 

 

早く学習期間を終わらせたい場合


少しでも早く学習期間を終わらせ、効果の高い運用をしていきたい場合は、

  • 画像 / 動画を4~5本
  • ダイナミックセットを2~3、同時並走
  • 新しい素材を随時投入

します。複数のセットで同時に検証をすすめることで、勝ちパターンを素早く見出し横展開することが可能になります。

 

 

とにかく予算を使いたい場合


案件によっては、消化が最優先になる場合があるかもしれません。

その際は、大量にセットを作成するとともに、いくつものセットを同時並走させます。

先述の通り、効果が悪いセットは配信ボリュームが抑えられるので、悪いセットはすぐに停止、作成済みの別のセットを開始、という流れになります。

 

 

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、TikTok広告を運用する上では欠かせない”ダイナミック広告”についてまとめました!

いまだ根強い人気を誇るTikTok。ユーザー数の増加、平均滞在時間やエンゲージメント率も伸び続けているそうです。
この媒体が、ユーザーに情報をお伝えするために有用な存在であることは疑う余地もありません。

ただ、TikTok内の潮流の変化はめまぐるしく、それに合わせた広告の勝ちパターンを手動で見つけることは至難の業です。

ダイナミック広告を使って勝てるクリエイティブを効率よく見出し、大切な情報をユーザーに提供していきましょう。

TikTok広告を始めたいと考えている方は弊社にご相談ください。

 

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