2025.03.04
KNOWLEDGE
【最新アップデート情報|TikTok広告】広告アカウント間でオーディエンス共有できるピクセル共有機能が実装開始!
TikTok広告運用者なら
「この商材で使っているオーディエンスを他の案件で使えないか?」
「この商材の類似オーディエンスを他商材で使えば確度上がるのでは?」
と思ったことが一度はあるのではないでしょうか?
そんな方にオススメの機能が、広告アカウント間でのピクセル共有です!
ピクセル共有機能により「広告アカウントを跨いだ広告学習の共有」「他広告アカウントへのイベント設定の共有」が可能で、より柔軟なターゲティング設定ができます。
今回は、「オーディエンスをどのように活用できるのか」、「ピクセル共有方法(作成したオーディエンスを共有する方法)」をご紹介します
1.ピクセル共有で活用できるオーディエンスとは
TikTokビジネスアカウント(広告)に対して下記のアクションを起こしたユーザーのオーディエンスを作成することができます。
▼オーディエンス作成が可能なアクション
オーガニック動画(2秒/6秒/100%視聴)
LINE動画(再生/いいね/シェア/コメント)
動画広告(クリック/インプレッション/シェア/2秒/6秒/25%視聴/50%視聴/75%視聴/100%視聴)
TikTokアプリプロフィールページ(再生/クリック)
TikTokインスタントページ(再生/クリック)
このオーディエンスを活用することで、
例1)「プロフィール閲覧者」へのリターゲティング配信
例2)「フォロワー」に類似したユーザーへの配信
例3)「アカウントの動画を6秒以上閲覧したユーザー」への配信
など、より確度を高める配信が可能となります。
この「オーディエンス」を他アカウントに共有することで、より柔軟なターゲティング設定が可能です!
このオーディエンスをどのように共有するのか「ピクセル共有機能」について、早速ご紹介します!
2.広告アカウント間のピクセル共有機能について
2-1.ピクセル共有機能(ピクセルシェアリング)とは
「ピクセル共有機能(ピクセルシェアリング)」とは、
従来、作成元の広告アカウント上でしか使用できなかったピクセルが
他の広告アカウントにも共有できるようになった機能のことです。
この機能を活用することで下記のようなメリットがあります。
例1)広告アカウント間を跨いだ広告学習の共有が可能になり
└キャンペーンの学習や過去のイベントデータはピクセルレベルで保存されているため。
例2)他の広告アカウントにもイベント設定を共有できるようになる
2-2.ピクセル共有方法
STEP1:ビジネスセンターにアセットを追加する
広告アカウント間でピクセルの共有をするためには、イベントマネージャーでピクセルを作成し、
広告アカウントからビジネスセンターにピクセルを転送する必要があります。
ここでは、ピクセルを作成した後のフローをご紹介します。
もしピクセルの作成方法が知りたい方は、こちらの記事をご参照下さい!
1.ビジネスセンターにログイン
2.サイドバーの「アセット」にある「ピクセル」タブをクリック
3.「ピクセルを追加」をクリックして「ピクセルを移行」を選択
4.「ピクセルの追加」のポップアップに転送したいピクセルIDを入力し「追加」
ピクセルがビジネスセンターに転送され、このピクセルが他アカウントやパートナーへの共有ができるようになります。
STEP2:ピクセル共有方法
ビジネスセンターにピクセルの共有設定が終われば、次はそのピクセルを共有する作業になります。
ピクセルを共有する方法は大きく分けて2種類あります。
①ビジネスセンター内の広告アカウントとピクセルを共有する場合 ⇛ STEP2a
例)1つのビジネスセンターで複数の広告アカウントを保有している場合等
②他のビジネスセンターとピクセルを共有する場合 ⇛ STEP2b
例)自社のビジネスセンターを代理店に共有し、広告配信をする場合等
ピクセル共有先によって共有方法が異なるので、どちらに該当するのかを事前に確認しましょう。
STEP2a:ビジネスセンター内の広告アカウントとピクセルを共有する場合
ここでは、同じビジネスセンター内の広告アカウントへピクセル共有をする方法をご紹介します。
1.ビジネスセンターにログインし「アセット」>「ピクセル」
2.共有したいピクセルをリストから選択
3.「連携アカウント」のタブから「アカウントを連携」をクリック
4.ピクセルを割り当てたい広告アカウントを選択して「確認」をクリック
ビジネスセンターへのピクセルを共有したのに、連携がれていない場合は、広告アカウントが作成されていない可能性があります。
共有先の広告アカウントが開設されているのか、再度確認してみてください。
本記事では紹介していませんが、「間違った広告アカウントを連携してしまった」という時もあるかと思います。
その際は広告アカウントから連携を解除できますので、解除後に改めてピクセルを共有しましょう。
STEP2b:他のビジネスセンターとピクセルを共有する場合
ここでは、他のビジネスセンターの広告アカウントへピクセル共有をする方法をご紹介します。
1.ビジネスセンターにログインし「アセット」>「ピクセル」
2.共有したいピクセルをリストから選択
3.「パートナー」タブから「パートナーと共有」をクリック
4.ピクセルを共有したいビジネスセンターIDを入力し、「確認」をクリック
STEP1同様に「間違ったパートナーにピクセルを連携してしまった」という時もあるかと思います。
その際は広告アカウントから連携を解除できますので、解除後に改めてピクセルを共有しましょう。
3.まとめ
以上が「広告アカウント間でオーディエンス共有できるピクセル共有機能」の実装方法でした。
ピクセル共有機能により、柔軟なターゲティングが可能となりました。
TikTok広告で既存商材に加え、類似商材を配信したい時等に活用すれば確度の高いオーディエンスに配信することも可能です。
ピクセルを共有するだけで、データを蓄積するオーディエンス設定(イベント、カスタムオーディエンス作成)をしていなければ意味がありません。
まだオーディエンス設定をしていないのであれば、併せて設定するようにしましょう。
バリュークリエーションでは、
TikTok広告のピクセル共有の方法からアカウントの作成・イベント設定等、TikTok広告のノウハウを凝縮し、
クリエイティブの作成から配信・運用まで一貫してサポートしております。
TikTokでの広告配信にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
↓↓↓