2024.09.30
KNOWLEDGE
【最新版】5分で分かる『TikTok』広告のすべて(解説)
SNS媒体としてお馴染みの『TikTok(ティックトック)』ですが、利用されていますか?
若者に人気の動画アプリというイメージが先行するかもしれませんが、
2018年ごろより『TikTok』は広告媒体としても注目され、
現在はweb広告の中で重要なメディアとなっています。
今回は広告媒体としてのTikTokについて解説していこうと思います。(※2024年9月更新)
早速広告について相談したい!という方はこちらからお問い合わせください。
1.『TikTok(ティックトック)』とは?
『TikTok(ティックトック)』は、一言でいえば、エンターテインメント動画プラットフォームです。
短尺で楽しめる動画コンテンツが多く、ショートムービーをメインにしたSNSであることが特徴と言えます。
中国北京に本社を置くByteDance社が運営しています。
ByteDance社は、TikTokといった動画コンテンツメディアをはじめ、多数のメディア事業を展開する巨大企業です。
TikTokにはさまざまな特徴がありますが、ここでは3つ特徴をとらえていただければと思います。
・全画面ショートムービー
・BGM付き
・編集作業が簡単
ユーザーは最長10分の動画を撮影し、
アプリ内でそのままフィルターやエフェクトを使用して編集することができます。
また、楽曲を選ぶだけで音楽をつけることも可能で、だれでも簡単に動画コンテンツを作れるのです。
YouTubeのように複雑な動画編集の技術は必要なくTikTok内で完結できるので、多種多様なコンテンツが日々投稿されています。
画面が揺れる加工やスローモーションなど特殊効果も簡単に付けられるので、
編集するだけでも楽しむことができます。
2.TikTokのユーザー層
引用:TikTok ユーザーの平均年齢が「36歳」に上昇:博報堂のコンテンツファン消費行動調査にみる、日本におけるTikTokユーザーの実態とは
TikTokの国内ユーザーの男女比率を見ると、ほとんど半々であることがわかります。
年齢ごとでは10代~20代の若年層が中心です。
一方で平均年齢は35歳と、近年は20代以上の利用率も増えてきています。
この記事を読んでいる方の中にも投稿をしたことはないが、
見たことはあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
3.TikTok広告の配信枠は2つ
TikTokの広告には大きく分けて2つの種類があります。
管理画面を用いた運用型の「オークション広告」と
目的に合わせて広告を選択可能な予約型の「ブランド広告」です。
オークション広告
オークション広告は管理画面を用いた入稿作業を通じて配信・運用を行い、効果最大化を目指すメニューです。
予算に制限はないため、出稿企業の体制に応じた施策を実施することが可能です。
■掲載イメージ
Instagramのストーリーなどと比較すると、
クリッカブル箇所で「リンク先に遷移する」ポイントが多いことも特徴的です。
■配信目的
商材に合わせて、様々な目的に合わせて広告配信が可能です。
設定できる目的は以下の通りです。
●リーチ
広告をとにかく多くの人にリーチさせたいときに設定する目的です。
フリークエンシー上限を設定することも可能です。
●動画視聴
動画の視聴数・エンゲージメント数を伸ばしたいときに設定する目的です。
●コミュニティインタラクション
TikTokビジネスアカウントの強化に有効な目的です。
フォロワー増加・ページ訪問者数増加の2つを最適化地点として設定できます。
●トラフィック
WEBサイトへの遷移数を増やしたいときに設定する目的です。
●リードジェネレーション
新規の見込み顧客を獲得したいときに設定する目的です。
インスタントフォームを用いてリードを収集可能な点がこの目的の特徴です。
●アプリプロモーション
アプリのインストール増加・リターゲティングを行うときに設定する目的です。
TikTokから直接Google Play・App Storeのアプリページへ遷移させることができます。
●WEBサイトのコンバージョン数
WEBサイトに遷移後、CVさせたいときに使う目的です。
●商品販売
CVのうち商品購入に特化した配信目的です。
商品カタログとTikTok Ads Managerを連携し、TikTokアプリのおすすめページに掲出することができます。
■ターゲティング機能
インフィード広告の運用では、ターゲティングをすることが可能です。
こちらの機能は随時拡張されているため、最新の機能拡張についてはこちらからお問い合わせください。
■クリエイティブ制作のコツ
TikTokで広告を出稿する際、
アプリのUIによって、広告の表示が一部隠れてしまうことがあります。
そのため、縦長動画を作る際は、表示領域を意識してコンテンツ化しましょう。
また、広告で設定できるテキスト領域に動画内の文字を被らせてしまうと非常に見にくくなります。
文字を動画に入れ込む場合も、表示領域内で訴求することがポイントです。
そのほか、アイコンの位置やCTAの位置を把握したうえで、コンテンツの配置を考えると良いです。
クリエイティブのサイズや文字数に関しては、下記の記事をご参照ください!
関連記事
【2024年最新】もう迷わない!TikTok広告の推奨サイズとテキスト文字数
ブランド広告
ブランド広告は予約型広告になるため、事前の申し込みのうえ出稿する広告形式です。
配信メニューとしては3種類から選択が可能です。
■TopView
TopViewはアプリ起動時の15秒間、最初のインフィード動画として配信可能なメニューです。
1日1社限定で独占可能であるため、圧倒的なインパクトを誇ります。
■Reach &Frequency
Reach &Frequencyはインプレッション・ターゲットを配信前にコントロール可能なメニューになっています。
新商品の販売やイベント告知の広告配信にオススメです。
条件を満たすユーザーのみが使用できる点は留意しておきましょう。
■BrandedMissiony
BrandedMissionyはブランドとTikTokクリエイターをつなぎ、新たな広告を生み出すメニューです。
TikTokクリエイターを介して、自社製品の新たな魅力をTikTokに溶け込ませた形で伝えることが可能です。
4.TikTok広告のメリット
フルアテンションで視聴
広告主は、ユーザーに対し、ショートムービーをフル画面で見せることができます。
実際の調査でも100%フルスクリーン・10人に9人のユーザーが「サウンドはTikTokの体験に欠かせない要素」と回答しています。
参考:TikTok Media Guide 2024H1
そのため、視覚と聴覚の両方に対して訴えかけることができます。
オーガニックとの親和性が高い
TikTok広告は他のSNSと異なり、オーガニックコンテンツと同様の形式で表示されます。
そのため広告の受け入れが容易で、ユーザーに関心を持ってもらいやすいコンテンツになっています。
若年層ユーザーが多い
ユーザー層の部分でも触れましたが、若年層ユーザーが多いのもTikTok広告の特徴です。
自社商材の若年層ユーザー獲得を推進したい場合は、積極的な活用をお勧めいたします。
5.まとめ
いかがでしたか?
今回はTikTok広告についてまとめました。
弊社では、TikTok広告の運用型メニューを取り扱っております。
動画の作成から配信・運用までワンストップでご依頼いただけます。
・TikTok広告に興味があり、概要を詳しく把握したい
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