2019.04.24
KNOWLEDGE
コンバージョンが取れる?!進化したYouTube広告【2019】
「YouTube広告はコンバージョンが取れない。」
もうその情報は古いかもしれません。代理店界隈では、「今のYouTube、コンバージョンこんなにとれるんっすね。」という話がちらほら…。
そこで今回は、最新のYouTube広告事情についてまとめてみました。
前にやって失敗した!という方も今なら成功するチャンスかもしれません!
1. YouTube広告概要
2. 広告のフォーマット
3. コンバージョンを取るなら「TrueView アクション」
4. TrueViewの視聴単価(コスト)ってどのくらい?
5. まとめ
1. YouTube広告概要
そもそもYouTubeがどのくらいのユーザーに使われているかご存知ですか?
世界では、19億人、国内では…
2019年現在、TwitterのMAUが約4500万人、FacebookのMAUは約2800万人です。
ですからYouTubeがどれだけ巨大なメディアかは理解していただけるかと思います。
ネット広告市場では、バナー等のCPC(クリック単価)課金が当たり前でしたが、YouTube広告は、視聴課金という新しい指標を定着させました。
あとで紹介するTrueViewでは、動画広告を30秒見た地点を「視聴」と定義しています。つまり30秒視聴するユーザー以外、広告費がかからないということです。
スキップせず30秒間見たユーザーはその動画コンテンツに何かしらの興味をもっているとも言えそうですよね。
2. 広告のフォーマット
Youtube広告には代表的な2種類のフォーマットがあります。
スキップできる⇒「TrueView広告」と
スキップできない⇒「バンパー広告」の2つです。
※厳密にはTureView広告の中に「スキップのできない15秒動画」が新しく導入されています。
・TrueView広告
本編動画が始める前や、本編視聴の合間に表示される広告(インストリーム広告)です。
インストリーム広告は、5秒間は必ず表示され、5秒後ユーザーはスキップをするかを選択することが出来ます。
女優さんが出てきて、「スキップしないで」とささやいてくるのはこのフォーマットをメタ的に利用した構成ですね。
前段で少し説明をしましたが、「5秒スキップ」のタイミングでは広告費は一切かかりません。
↑ここまで(30秒)再生して、初めて費用が発生します。
ちなみにわたしは90分超のTrueView広告を見たことがあります。。
実際のコストについては下記で説明していますので、ご参考ください。
・バンパー広告
はい。6秒間何もできないやつです。
逆に言えば広告主のあなたはユーザーの6秒間を独り占めできます。だからこそ心に残る適切なメッセージを伝えましょう。
某アイドルの握手会よりも洗練された言葉選びが必要ですね。
また、TrueViewと大きく異なる点は、スキップの有無だけではありません。課金のポイントも違います。
バンパー広告は、インプレッション(表示)課金です。広告が1000回表示されるごとに課金がされる仕組みです。そもそも視聴の概念は無く、再生されたと同時にインプレッション(表示回数)として計測されます。
3. コンバージョンを取るなら「TrueView アクション」
・TrueView アクションとは
(引用:Google Ads Blog)
その名の通り、「action(アクション)」を促すためオプションで、半角15文字のテキストと半角10文字内のアクションフレーズ(上の画像だと「LEARN MORE」がアクションフレーズです)で構成されています。
インストリーム広告に加えて、表示されることが出来、視聴のみだったユーザーをウェブサイトや購入サイトへ誘導することができます。
そしてTrueView action こそが動画広告でコンバージョンが上がるようになった所以です。
Googleの調査によれば、動画広告を併用することでフルファネルの広告効果に影響を与えています。動画広告のCPA(コンバージョン単価)が下がることはもちろん、検索広告のコンバージョン数も8%増加したのです。
また、TrueView アクションでは、これまで選択ができなかったコンバージョン数の最大化、目標コンバージョン単価を入札戦略に設定することができ、機械学習を行って効率化できます。※2018年時点では目標コンバージョン単価しか選択ができませんでしたが、2019年2月よりコンバージョン数の最大化も設定できるようになりました。
・設定方法
1.新しいキャンペーンから作成します。
2.目標に「見込み顧客の獲得」か「ウェブサイトのトラフィック」を選択し、タイプを動画に設定します。
3.動画の作成で「インストリーム広告」フォーマットを選択します。
動画コンテンツはあらかじめYoutubeチャンネルにアップロードされている必要があります。
見出しは、半角15文字・全角7文字なので端的にまとめましょう。
4. TrueViewの視聴単価(コスト)ってどのくらい?
実際に配信してみました。
「表示回数」:動画広告が表示された回数です。
「視聴回数」:30秒以上視聴された回数です。課金ポイントになります。
結果、30秒以上の視聴にかかる費用はたったの2円
視聴率も割り出せそうですね。
視聴率(%)=視聴回数÷表示回数×100
=41.8%
テレビCMが15秒と考えれば、30秒はかなり長い時間アピールすることができますね。
今回は視聴を目的とし、且つブロードで配信しているためこの単価となりました。コンバージョン目標やサイト遷移の目標にした場合は、視聴単価は高くなります。
しかし、設定とコンテンツの構成によってはかなりコストを抑えた配信ができそうです!
・他の媒体との比較
過去の数値をもとに動画広告を出稿できる媒体で簡単に比較してみました。
わかることは、TureView広告が圧倒的にコスパが良い!という点です。
他の広告媒体の指標が10秒視聴からなのに対しYoutubeは30秒地点です。しか視聴単価が安い。これも動画メディアであるYoutubeの特権ですね。
YouTube広告では、他の媒体では得られない唯一無二の広告効果を期待できるかもしれません。これを見るとやらない手はないですね!
5.まとめ
いかがでしたか。
今回はイマ熱い動画広告、その台風の目ともいえるYouTube広告について解説いたしました。
記事は2019年4月時点のものです。今後も役立ちそうなアップデートがあれば更新していきます!是非楽しみにしていてください。
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