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【YDN】静止画の限界を超える!動画広告のキホンとクリエイティブパターン

突然ですが、皆様は今日1日で見た広告をいくつ明確に覚えていますか?
朝イチで見てくださっている方は、昨日見た広告をいくつ思い出せますか?
視界に入っても「意識」はしない。なんとなく眺めても「印象」「記憶」には残らない。
情報が溢れ返る現代において、そのようなことは日常茶飯事かと思います。

なるべく多くの人に「気づいてもらい」「覚えてもらう」広告とはどんなものなのでしょうか。
今回は、動画広告に力を入れているYahoo!社のセミナーに参加してきましたので、
YDNで動画広告を出稿するメリットと動画そのものの制作のコツや、
効果の高い勝ちパターンの構成などをまとめてみました。

 

1.そもそもYDNの広告はどこで流れてるの?

動画広告が掲載される9つのサービス プロコンテンツ型の強み

YDNの動画広告は、Yahoo!トップページをはじめ
Yahoo! JAPAN上の9つのサービスで掲載されます。
ユーザー個々のニーズに対応する形で配信ができます。

プロコンテンツとは:権利処理がされたコンテンツのこと。
SNS系などユーザー投稿型メディアはユーザーの投稿の近辺に広告が表示されますが、Yahoo! JAPAN/GYAO!の場合は権利処理がされたプロコンテンツ周辺に広告が表示されます。
広告の前後に表示される内容によってブランドイメージが毀損される心配がないことは大きな強みと言えるのではないでしょうか。

掲載例(一部)

アスペクト比16:9

アスペクト比1:1(2018年12月~)

画像:Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ

2.ニーズが生まれるタイミング

それぞれのサービスでの動画視聴タイミングは時間帯によって異なります。
朝は出社前にニュースや天気をチェック、夕方はスポナビで一球速報というサービスがあるため野球ファンの視聴数が増加。
Yahoo!トップからの検索やGYAO!へのアクセスは夜のリラックスタイムが多い…など。
ニーズの傾向を分析し、商材や配信面によって時間帯ごとの入札比率調整の参考にするのもいいかもしれませんね。

 

3.制作で押さえておきたい3ポイント

情報量が爆発している現代においては「気付いてもらい」「覚えてもらう」必要があります。
印象に残る映像であること、情報をシンプルに伝えることが大切です。
下記は、動画広告制作の際に特に意識すべき3点となります。

・音がなくても伝わる動画に

ユーザーの主な利用デバイスはスマートフォン、さらに屋外での利用がメインとなっている中で、音ありきの動画で訴求内容を伝えるというのはなかなか難しく、視聴時間も短くなる傾向にあります。
ナレーションがある場合は字幕をつけるなどの対応は必須で行いましょう。
→スマートフォン動画視聴時間※ 平均18%UP
※Yahoo! JAPAN調べ(対象期間:2018年5月~2019年1月)

・冒頭1秒以内にブランド名を出す

目を引かれない動画は視認すらされないままスクロールやスキップされてしまいます。
まずはユーザーに早期段階で広告に「気付いて」もらう必要があります。
→スマートフォン動画視聴時間※ 平均18%UP
※Yahoo! JAPAN調べ(対象期間:2018年5月~2019年1月)

・最初の3~5秒で興味を引く

ユーザーにとってデジタル上の5秒間、情報が分からない状況は好ましくありません。
アイキャッチになる冒頭の映像やブランド名などで目についたとしても、
結局何の訴求なのかが分からないと離脱に繋がります。
特にスマートフォン広告ではこれを最も意識することを推奨します!

他にもキャッチコピーを盛り込む、ビビットカラーを使用する、視覚に訴えるような臨場感(シズル感)のある映像を用いる(飛沫、湯気、残像etc…)
などが効果的とのデータがあります。
弊社の事例では静止画の一部だけが動くシネマグラフもCTRが高い傾向にありましたのでぜひ試してみてください!
スマホのアプリでもオシャレ動画が簡単に作成できますよ♪

 

4.パターン別効果検証~勝ちパターンはどれだ!~

では、実際にアクションにつながるクリエイティブとはどんなものなのでしょうか。
Yahoo!社が複数社に提供し検証した、目的別3パターンの広告をご紹介します。
画像のクオリティーは筆者が10分で作成したものなので突っ込まないでください(笑)
実在の商品と関連性は全くありません。

①目的:タップ領域を動きのある表現にし、
・ユーザーの注意を引き、アクションを促す
右下にタップポイント(ボタン)を配置し、エフェクトをかけるなどタップ領域に動きを持たせる

 

②目的:動画の一部を静止画にし、プロモーションメッセージを常に伝え、アクションを促す
・動画の下部に帯を入れるなどし、ブランド名、商品名、メッセージ、CTAなどを静止画で常に表示させる

 

③目的:広告素材を前半動画+後半静止画で構成することで、冒頭の動画部分で注意を引き、
・後半の静止画部分でアクションを促す
・前半は瞬間的な興味喚起を意識した3~5秒程度の動画
・後半はタップを促す場合はタップ領域を、検索を促す場合は検索窓を使用し、文字が入力されるような表現を取り入れる
■後半部分の表現例
※検索を促す場合、実際の検索窓に近い上部を推奨

 

上に挙げた3つのパターンはどれも比較的アクションにつながりやすいものですが、
その中でも特に3番目の、最後にエンドカード(動画の最後に流れる静止画一枚絵)を入れたクリエイティブのCTRが圧倒的に高かったです。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、数ある配信媒体の中でも特に動画に力を入れているYDNの動画広告について、また効果の高いクリエイティブについてまとめてみました。
素材がない、制作費が高額…といった理由で動画広告の配信に踏み切れていないかたも多いかもしれません。
ですが、お金をかけて作った綺麗な動画が効果的とは限らないのが動画広告の面白いところ。
シンプルかつキャッチ―に、どんな訴求がユーザーのニーズに刺さるのか検証していくことが大切です。

動画広告はまだ認知目的での利用イメージが強いですが、弊社では「結果につながる」動画広告を制作から承っております。
ブランディング、コンバージョンなどの目的やこだわりもしっかりヒアリングさせていただきますので、
動画広告に関するお悩みなどございましたらぜひご相談ください!

関連:2019年抑えておきたい、YDN『動画広告』徹底解説!

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