2020.12.14
KNOWLEDGE
【最新アップデート情報】Googleアプリ広告_CV数の最大化入札&画像要件の変更
2020年8月のアップデートにより、Google広告のアプリキャンペーンでは新たに「コンバージョン数の最大化」入札が利用できるようになりました。
検索やディスプレイ広告でもおなじみの入札方式です。
今回はこちらの入札方式のご紹介と、2021年に予定されているアップデートも合わせてご紹介します。
▼アプリキャンペーンって何?どうやるの?という方はまずはこちら
1.入札方式「コンバージョン数の最大化」が選択可能に!
アプリキャンペーンでのこれまでの入札方式
①インストールの促進を重視
アプリの新規インストールユーザーを最大限に獲得できるよう入札単価とターゲティングが調整されます。
目標インストール単価(tCPI)の設定が必要です。
②アプリ内ユーザー行動の促進を重視
指定した特定のアプリ内ユーザー行動(イベント)をコンバージョンと設定するとき、そのイベントを達成する見込みが特に高いユーザーに絞って、広告が表示されます。
目標コンバージョン単価(tCPA)の設定が必要です。
③アプリ内ユーザー行動の価値を重視 (注:現在まだベータ版です)
広告の費用対効果を最大化するため、今後大きな価値を生むと見込まれるユーザーにターゲットを絞って、広告が表示されます。
目標費用対効果(tROAS)の設定が必要です。
コンバージョン数の最大化入札って?
検索やディスプレイでもおなじみの「コンバージョン数の最大化」入札では、設定した日予算内で最大限コンバージョンを獲得できるようにGoogle の機械学習技術によって入札が行われる入札方式です。
この入札方式を使用した場合、既存の入札戦略で設定していた「目標成果単価」の入力が不要になります。
コンバージョン数の最大化入札のメリット
・アプリのリリース直後など、適切な目標インストール単価がわからない場合でも気軽に使用可能
・目標CPIの見直しに最適
・CPIよりもオーディエンスの拡大を優先して配信できる
・設定した日予算を大きくぶれることなく、日予算内でより多くのコンバージョンを獲得できる
設定方法
キャンペーンの入札単価の設定欄で
①重要視している要素を「インストール数」に設定
②「目標インストール単価を設定(任意)」のチェックボックスを外す
以上により「コンバージョン数の最大化」入札が適応されます。
実際の運用はどのようにすべき??
初動は、どの程度のCPIになるのかわからない!という方も多いかと思います。その際には予算に応じて日予算を設定し、「コンバージョン数の最大化」で数週間配信。
コンバージョン(インストール)データを蓄積したのち、得られたCPI実績を参考に「目標インストール単価」へ切り替える、という方法がよさそうですね。
2.画像要件の簡素化
アプリキャンペーンに入稿できる画像サイズは現在30種類以上ありますが、2021年序盤のアップデートでは、画像の条件をサイズベースから比率ベースに変更することが発表されております。
※Google広告 公式ヘルプより引用
また、同時に画像ファイルサイズ要件の緩和と対応ファイル形式の変更も発表されております。
従来:150kb以下 → 新要件:5MG
・ファイル形式
従来:JPG/PNG/GIF → 新要件:JPG/PNG
簡素化によるメリット
・画像を3種のアスペクト比で入稿するだけで、あらゆるサイズをカバーできるようになる
・クリエイティブ作成、リサイズの手間が減る
・高画質の画像を使用することができる
新要件に合わない入稿済みの画像はどうなるの?
このアップデート後の新要件に合わない既存画像は、広告掲載が停止され、自動的に削除されるそうなので、注意が必要です。(アセットが削除されたあとも、レポートは見れるとのこと)
アップデートの際に慌てなくて済むよう、今から新要件に合致する画像アセットの準備を始めておきましょう!
3.まとめ
いかがでしたか?
今回はGoogle広告アプリキャンペーンの最新アップデート情報をご紹介しました。
「最適化が命」のアプリキャンペーンにて、最新情報をうまく取り入れてより成果の出やすいキャンペーンにしていきましょう。
自社アプリの広告を出したい!もっとアプリキャンペーンの情報が欲しい!という方は、お気軽にご相談下さい。