2022.05.17
KNOWLEDGE
【2022年最新版】Twitter広告のツイート作成機能が大幅アップデート
これまで、Twitter広告ではFacebookなど他媒体と違い、投稿済みのツイートを変更することは不可能でした。
Twitterで広告配信をしたことがある企業様・広告運用者の方々の中には、やりにくさを感じていた方もいたかもしれませんね。
今回、2022年4月に行われた大幅アップデートにより作成方法が変わり、投稿済みのツイートも一部編集することができるようになりました。以前から下書きや予約投稿ツイートを公開前に変更することは可能でしたが、今回のアップデートによりその機能が投稿済みツイートにも反映されたのです。
ただ、従来のツイート作成画面の利用も終了してしまったので、今回は最新のツイート入稿フローまでお話していきたいと思います。
1.広告編集機能の追加について
2022年4月4日(米国時間)から、ツイート作成画面で、投稿済みのツイートの一部を編集できる機能の提供が開始し、入稿フローの大幅変更が行われました。これまで下書きや予約投稿ツイートを公開前に変更することは可能でしたが、今回のアップデートでその機能が投稿済みツイートにも拡張され、ツイートが設定された広告キャンペーンにも変更内容が反映されるようになります。
なおこの機能は、ツイート作成画面やAds APIを使って作成されたツイートでのみ利用できます。オーガニックツイートや、従来のツイート作成画面を使って作成されたツイートは編集できません。
2.ツイート作成機能の変更
2022年4月18日(米国時間)にカードマネージャー経由でカードを編集する機能と、従来のツイート作成画面の提供が終了しました。また、それに伴うカンバセーションボタンの利用制限とメディア付き投票機能も提供終了となりました。
今までの作成方法と異なりますので、今後はすべての広告をツイート作成画面で新規で作成することをお勧めいたします。
●カードマネージャー(本年4月18日に提供終了)
●従来のツイート作成画面(本年4月18日に提供終了)
●その他変更点
カンバセーションボタンの利用制限
■カンバセーションボタンの利用制限について
広告マネージャーの改修に伴い、2022年4月18日以降はカンバセーションボタンが利用不可能になります。
カンバセーションボタンについては後継機能の再開発が予定されているそうですが、現時点では提供開始日は未定となっております。
※3月31日までに作成し、そのカードを設定したツイートもしくは予約投稿ツイートを作成していた場合のみ、4月1日以降もそのツイートを使った広告配信は可能となる予定です。
■カンバセーションボタンの代替え案について
【引用ツイートを利用】
利用者にキャンペーンのツイートを引用してもらい、指定の #ハッシュタグ とともに感想やコメント、またはメディアのツイートを促します。実際に検証してみた結果、過去のキャンペーンにおいて、カンバセーションボタンと比較してエンゲージメントの著しい低下はみられなかったそうです。
メディア付き投票機能の提供終了
※メディアを伴わない投票機能については、twitter.comで引き続き作成が可能
投票機能を用いたオーガニックツイートを作成し、広告として紐付けることでプロモーションに利用可能
3.広告ツイートの作成フロー
①クリエイティブ▶「ツイート作成画面」を選択
②広告名・ツイート文を入力
③追加メディアがある場合はメディアの形式を選択
→「メディアを追加」から画像・動画データを追加する
カードタイプ選択で、「ウェブサイト」「アプリ」または「なし」を選択
④「広告用」にチェックが入っているか確認して投稿
※ツイート本文は後から変更できないため注意
4.ツイートの変更フロー ※ツイート本文以外の変更
①クリエイティブ▶「ツイート」を選択
②編集したい投稿にカーソルを合わせ「編集」をクリック
③ツイート本文以外の内容を変更して保存
※カードタイプ選択で作成していた過去のツイートについては、カードマネージャ終了に伴い編集できなくなっておりますのでご注意ください。
補足:ツイート本文の変更をしたい場合
①クリエイティブ▶「ツイート」を選択
②編集したい投稿にカーソルを合わせ「複製」をクリック
③内容を変更して保存
※あくまで複製なので元のツイートは更新されない
※キャンペーン・グループには再度追加が必要
5.まとめ
今回のアップデートは広告作成や編集過程を更に効率化し、Twitterでのクリエイティブ作成をより簡単にできるようになることを目的として行われました。
今後、広告マネージャの改善に向けて継続的な取り組みを行っていくそうなので、Twitter広告がさらに盛り上がっていくことが期待されます。
この機会に是非、Twitter広告を利用してみてはいかがでしょうか。